日記:頑張ろうとは思うけれど

今日は知人と雀魂をする会がなかったので、久し振りに金曜日の日記をその日の夜に書くことができますね……。厳密に言うと日付的には土曜日になってしまうのだけれど、それでも深夜一桁台に書くのと、殆ど昼と言って差し支えない時間に書くのとではだいぶ違う。先週なんか夕方だったし。眠りにつくまでは今日です。

以前は1日のうちにやり残したことしかないような気分がたくさんあって、休日のたびに夜を少しずつ伸ばしていたものだけれど(その代償は月曜日の朝に支払うことになる)、最近はそういうことがなくなってきたような気がする。少なくともここ2ヶ月は、日付が変わったら日記を書きはじめて、1時間くらいして書き終えたら眠りに就くという習慣で生きている(例外は遅くまで麻雀をしているときくらい)。

そのことが規則正しい生活を手に入れたことの証左であり、喜ばしいことなのかというと、両手を挙げて首肯はできない自分がいる。夜更かしを繰り返して何かを取り戻そうとしていた頃の熱量を、失ってしまったのではないかと感じるからだ。

いまだって毎日が完璧に充実しているわけではない。やりたいこともやるべきことも山積みで、何も得られていないのに時間だけは過ぎていく。1週間のサイクルが時を重ねるごとに加速している気がする。何かが足りないという欠落と焦燥感は募るばかり。それなのに、何かを取り戻そうという欲求だけが摩耗していっている。その感情を失ってしまったら、もう何も得ることはできないんじゃないか。

何かを手にしたいのなら、少しずつでも前に進むしかない。それが衝動のような熱量によって果たされることを期待できないのなら、制度化された努力を生活に組み込むしかない。なにかやりたいことがあるのなら、きっとそうするしかないのだと思う。

そういう思いもあって毎日続けている日記。文章が少しは上手くなっているんじゃないかなあという思いもありつつ、日記であるということを言い訳に内容の散逸を許容している面も多々ある。続けられるうちは続けるとして、少しずつ上手に書けるようにもなっていきたい。曖昧な目標だけれど……。



今日は麻雀をしていないみたいなことを言っていたけれど、知人と通話しながらやるということをしていないだけで、一人で段位戦は普通にやっていた。めちゃくちゃに負けた。4連続くらいで4位をとってしまって、それなりだったポイントがかなり目減りしてしまった。いや……自分の打ち方が悪いところはかなりあるんだけど……。それはそれとして普通に心が重くなる。自分はそういうところを切り離して考えることができない人間だ。反省すべき点があるとわかってはいるけれど、それよりも感情の方を優先してしまう。大体、気分が塞がる。怒りが破壊衝動に転化していかないだけまだよかったかもしれない。

自分に直したい点があるのなら、それを矯正するための努力をすべきなのだけれど、これがなかなかにしんどい。簡単に治るのならもう治っているはずで、いまの自分が抱えている課題とは容易には解決しようもないものということが殆どである。

自分は努力することがかなり苦手らしい、ということに気がついたのは割と最近のことだった。休日のたびにあれをしよう、これをしようとは思うのだけれど、その志が果たされたことは殆どない。曖昧な努力目標に対して自分は最初の一歩をなかなか踏み出すことができない。心のエンジンが動かない。やるきという名の熱はいつまでたっても湧いてこない。

「毎日なんでも良いから書く」というこの日記はなんとかして継続している。きっと目標が具体的だからだ。「このくらい上手くなる」といった目標はかなり曖昧で、自分の現在地との距離もうまくわからなかったりする。なので、その目標はとりあえず脇に置いておくとして、「毎日続ける」という行為自体を目標にすり替えてしまう。手段と目的を取り違えているとも言えるのだけれど、それでも目的だけをあれこれ考えて何もできないままでいるよりは良いのではないか。その手段が間違った方向に向かっているのではない限り。


日記を書きはじめたのは、文章が上手くなりたいと思ったからだ。そうだったと思う。少なくともいまはそうだと思う。自分の思考をなんとかして表現したい。自分が抱えている言葉にならない感情に形を与えてやりたい。そうしなければ、その感情はなかったことになってしまうような気がしたからだ。

日記を通して自分の思考とそれなりに向き合うことで、上記の目的にはとりあえず進むことができているのだと思う。それを考えれば、「毎日日記を続ける」という手段をとりあえず目的に据えてしまっても良いような気がする。具体的な達成目標を置くことで、とりあえず続けることができるから。

とはいえ、日記の内容が同じことの繰り返しになっているのではないかという危懼もあって、その辺りを軌道修正しつつ書いていければ良いなと思う。例えば、違った切り口から思考を進めていく必要があるだとか。そのためには補助線として自分とは違うアイデアに触れる必要があって、だから本を読む必要があるとか。じゃあ具体的な目標として、毎週土曜日は読書感想文の日にしようとか。

↑これ良い気がする。やりたいな……できるかわからないけど……。



今日の匿名小説トレーニング。これもある程度続けて上手くなっていきたいな……。現時点では小さな表現で筆が止まってしまうだけれど、そこは慣れていけば速度が上がるものなのだろうか。速度だけが大切というわけではないけれど、澱みない執筆速度は、物語の構想を決して邪魔しないはずである。

薔薇の花束は本数で意味が変わってきたっけな……と思いつつ調べてみたら、999本で「何度生まれ変わってもあなたを愛する」という意味があるらしい。どうやったらそんな花束を用意できるんだ。

あとやっぱり時間が足りない……。時間があったら最後を膨らませたかった。

まだ手探りの部分が多く、それ故に楽しい。この楽しさは初心者の特権だ。ロールプレイングゲームと同じで、レベルが低いときの方がどんどんレベルが上がっていく気がして楽しい。行き詰まりを感じたなと思ったら、それは実力がついてきた証拠でもあるのだ。と、自分は思うようにしている。そうやって自分を励まして麻雀をやっている。



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マックシェイクの容器に書かれていた謎のキャラクター。なんか怖くない?

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