日記:現地で観る理由
アイマス合同に行った友人と感想を話していたら8時間経ってしまった。自分が765ASに詳しくないのでいろいろと訊いていたり、関係ない方向へ話が逸れたりもしたけれど、1週間以上経過したライブの話がここまで盛り上がると、自分は思っていたよりもアイマスが好きなのかもしれないと感じた。ちなみにセットリストの振り返りはDay1までしか終わらなかった。
シャニマスの過去ライブの映像が期間限定で公開されていたので見ていた。自分はライブに現地参戦することを好むが、ダンスや表情などは映像のほうがよく見える。現地だと、モニターもあるにはあるけれど、基本的にはずっとステージを見つめている。それでも曲を聴くのに夢中になってステージが見えていないときもあって、終わってみればほとんど記憶に残らない。なのになぜ、私はライブ会場に足を運ぶのだろうか。
「カメラに映らないところまで見える」「会場の音響で音楽が聴ける」「周囲から伝播する熱に巻き込まれて訳もわからず楽しくなる」など、理由を考えてみればいろいろと挙がるけれど、自分にとって一番大きいのは「現地参戦は、それを逃したら永遠に失われてしまう体験だから」という理由な気がする。Blu-rayが発売されるのなら、見返すことはできる。けれど、それは現地でライブを鑑賞する体験すべてを再生するものではない。逃せば永遠に失われてしまうものがある。それが恐ろしい。強迫観念にも似た感情に突き動かされて、瞬間を掴み取ろうと生きている。ただ、そうして振り返ったときに残る感情は、思ったよりも自分に力をくれているみたいだ。
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