日記:恐れ
朝早く起きて友人とゴルフへ。4月にはじめて行って以来2ヶ月ぶり2回目だが、練習の時間は取れなかったので這う這うの体でついていった。それでも前回の感覚はたしかに体に残っていて、ラウンドを通して少しずつ要領がつかめていくような楽しさもありとても楽しかった。ドライバーをうまく飛ばせるようになりたいぜ。そのあと温泉とサウナでリフレッシュして、都内に戻ってきてから食事と酒で体を満たした。楽しいのだが、しかし年齢の積み重ねを感じないでもない。やってることめちゃめちゃおじさんだよな……別に悪いというわけではないのだが。
自分が休日に外出するようになったのは割とここ最近のことで、誰かと一緒になるときは大学時代の友人だったりそのつながりで広がった社会人の友人だったりするのだけれど、しかし学生の頃は所属していたサークルの公的な活動のほかは、ほとんど家で過ごしていた。グループのLINEなどで誘いがないでもなかったのだが、「自分が行くのも迷惑かな」と思って積極的に参加することはなかった。自己肯定感が低いというか、性根が臆病で人と関わるのが怖かったのだと思う。
それはいまでも怖いけれど、しかし最近は考えるのが面倒になって、入れられる予定はとりあえず入れている。寂しい気持ちがないではなくて、人と関わるのが怖いくせにひとりでいるのも心細くて、とりあえず一歩踏み出すのを恐れないようにしようと思った。周りに恵まれているのは確かだけれど、案外人は人のことを重く考えすぎているわけでもなくて、怖がるほどでもないのかなと思えるようにはなったみたいだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?