日記:集中力が目減りする
今日は何をしていたのだったか。YouTubeで動画を見ながらスマホを弄っていたら時が過ぎていたような気がする。最近気づいたのだが、自分は「ながら」作業が苦手かもしれない。動画を見ながらゲームをするだとか、そういうことをしていると結局どちらも疎かになって満足に楽しむことができない。
というか、マルチタスクに向いていない作業を組み合わせてしまっているのが問題なのだと思う。ラジオを聞きながらリングフィットアドベンチャーをしていたときはうまくいっていたというか、ちゃんとトークの内容に耳を傾けることができていた。これは、身体を動かすという行為がそこまで集中を要しないものだからという気がする(本当は、動かしている筋肉を意識することに集中した方がいいのかもしれないが)。
要するに、集中を必要とする作業を2つ組み合わせることがよくないのであって、相性がよい組み合わせであれば問題がないのだろう。では、YouTubeで動画を見る傍らにちょうどいいものとはなんであろうか?
思い当たるのは、やはりゲームである。それも、レベル上げだったり周回作業だったり、そういう頭を使わない作業がよい。そうすれば思考のリソースを動画へと振り向けることができる。
しかし最近、その集中力がなくなってきているような気がする。ゲームをしながらでは動画を見ることができなくなっている。ゲームをしていると、それが定型的な作業であっても、そちらに意識を割かれてしまい、動画の内容が頭に入ってこなくなってしまう。情報を処理する能力が落ちているのだろうか。
そういえば最近はTwitterのアプリを開く頻度も減ってきているような気がする。TLを開くと膨大な情報が流れ込んできて、それらを処理することができず濁流に飲み込まれてしまうということがわかっているから、自然と足が遠のいている。それはある種のデジタルデトックスが成り立っているという点では喜ばしいことなのだが、しかしインプットがうまくできなくなっている兆候なのであれば問題だ。
では対策があるとしたら何をすべきだろうか?それを考えるには頭がどうにもうまく働かない。これも単に週末の疲れから来るものであるのならよいのだが、もしなんらかのよくないことが進行しているのであれば何とかした方がいい。しかし何も思いつかない。そういえば最近は週末も予定があったりして何かと忙しかったし、それならば年末はゆっくり休むことくらいだろうか。
そんな感じで集中力の低下を覚える最近なのだけれど、それはそれで悪いことではない。1つのことしか手につかないから、逆に1つのことに集中できるようになっている気がする。思考のリソースが有り余っているとその余剰部分があれやこれやと散漫になってしまい、結果として何も手につかないということが多々ある。しかしそれがなく1つのことに取り組むしかないというのは、かなり理想的な状態であるようにも思える。結局、自分ができることというのは本当に小さなことでしかなくて、だから目の前のものに集中するのが最も効率のよい方法論だという気がしてくる。。無理にマルチタスクをこなそうとするよりもずっと、シングルタスクで取り組む方が性に合っているのかもしれない。本当のところはなにもわからないが……。
今日は短編を1つ読むことができた。これは読書に対してなかなか腰を上げない自分からするとなかなかの快挙である。この調子で少しずつでも本を読んでいきたい。
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