日記:無計画な計画

日記の更新を忘れそうになるので毎日繰り返しのリマインダーを設定した。毎日22時になると通知が来るので、起きていれば更新されることであろう。というかもう日付を越えてからの更新にしたほうがいいかもしれない。思えば日記をはじめた当初はそうしていたのだし。

自分は目の前のことしか見えなくなる性向があって、ひとつ仕掛かり中のタスクがあるとそれ以外は手につかなくなる。じゃあこの性質を逆に利用したらどうだろうか。とにかくタスクを書き出してリマインダーに登録しておく。通知がくると、それを片付けずにはいられなくなるだろう。日記もそのひとつだが、他にも毎日やりたいことをとにかく登録する。そうすると、何も考えずともそのリストに従えばよい。昔から予定を立てるのは苦手で、とにかく行き当たりばったりで行動することが多かったが、それなら自分の動きを予定で埋め尽くしてしまえばいいのではないだろうか。毎日、本を読むとか新しいゲームをプレイするとか、億劫になっていたことも予め定めてしまえば取り掛かる強制力が働くかもしれない。

問題なのは、毎日繰り返すくらいに切り分けられる粒度の予定ばかりではないことだ。本を読むなら、キリのいいのところまで進みたいから、ある程度まとまった時間が欲しい。しかし毎日1時間を捻出できるかというと、割といまも慌ただしく生きているので難しいかもしれない。継続が難しい予定を立ててもあまり意味がない。むしろそれは失敗の体験となって学習性無気力を助長しそうだ。どうしようかな。でも、こうして二の足を踏んでいるうちにすべてが停滞していくのかもしれないし、それならある程度の無計画な衝動だって必要なのかもしれない。どうせ、何もしなければ無為に過ごしているだけ時間なのだろうし。

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