日記:曖昧な光
ここしばらく忙しかったけれどようやく落ち着きそう。忙しいことによって進む仕事もあるけれど、それはそれとして忙しいのは苦手だ(疲れるので)。
闇雲に動いているけれど、自分が前に進んでいるのかわからなくなる。そもそも何処が「前」なのかを自分で正しく定義できていない。この世界にゴールのようなものがあって、人生はそこに向かって引かれた直線のようなものなのだとしたら、前も後ろも簡単なのだけれど。幸か不幸か、ただ一つの指標では定まらないのが人生みたいだ。その移動はとある基準では前進かもしれないし、別の基準では後退かもしれない。
こういう曖昧なことを考えて煙に巻くことが正しいとは思わないけれど、せめてもの救いにはなる。自分はまだ何処かに辿り着けるのではないかという希望。それが叶わなくても構わない。光があればとりあえずはそこに向かって歩いていける。例え曖昧な光だったとしても。
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