日記:物語と感想

土日にたくさん観た作品の感想を書き留めておきたいのだがタイミングを完全に逸してしまった。シャニ5thのときもそうだったな。

ストーリーを思い出しながら鑑賞中の感情の動きを整理していくのは、それなりに時間のかかることのように思える。普通に日記を書くぶんには、自分の思っていることをそのまま出力するだけなのであまり迷わない。作品の感想だったり、書きたいテーマがあったりすると、その対象と自分との折り合いをつけなければいけないのでそこに時間がかかる。作品の描写の記述に大きな間違いがあってはならないから(誤認識は仕方がないにしても)、どうしても慎重になるし、しかし自分の感じた印象についても嘘をつきたくないから、両者が言葉の上で矛盾なく並ぶように気をつかう。結局諦めることが多いけれど。

物語と感想と、双方が衝突したとき、大抵は後者を優先して記述する。描写はもう一度見ればわかるが、感想はそのときに抱いた生のものだから、書き留めておかなければ忘れてしまうかもしれない。もともと、そういう失われてしまうなにかを少しでもつなぎとめておきたくて、日記を書きはじめたところもあるのだったと思う。

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