日記:未知と既知の衝撃

バンナムフェス2ndのday1を配信で途中まで見ていた。知らないユニット、知らない曲のステージを観るたびに好きになっていく。世界にはこんなにも魅力的なステージがあって、そのほとんどを自分は知らないのだと思うと恐ろしくなった。現地に足を運ぶのは難しいにしても、最近はオンラインで配信されるライブなども多いから知ろうと思えば可能なのかもしれないが、それでもすべてのステージが配信や映像化されるわけではないし、されたとしても無闇に観ていくにしては高価で難しいから、きっと自分の知らないステージは星の数ほど存在するし、その数は減るどころか増えていく。ちゃんと楽しもうとするのなら曲を予習していくのが望ましいが、フェスのような多くのアーティストが参加する場所では現実的には難しい。ペンライトの振りを完璧に合わせようとするのなら、なんとなく知っているくらいではなくて、ある程度聴き込む必要がある。そこまでしなくてもなんとなくノっているだけで楽しいのだけど、盛り上がるところでペンライトを振り上げられるともっと楽しい。気がする。もっと楽しもうとすればするほど大変になる。だから個人にとっての楽しさと労力が均衡する点を見つけるのがよい(当たり前のことかもしれないけれど)。

『アイカツ!』を昔見ていたので、『ヒラリ/ヒトリ/キラリ』と『チュチュ・バレリーナ』は知っていた。アニメは見ていたけれど実際のステージを目にするのははじめてで、その歌唱の迫力に圧倒されていた。中でも『チュチュ・バレリーナ』はかなり好きな曲で、しかしフェスのような舞台で歌われるとしたら代表的な楽曲(『アイドル活動!』とか)に寄ってしまうのかなと思っていたから、度肝を抜かれた気がした。MCでヒャダインさんも言及していたけれど、いわゆる可愛い系の曲ではなくて、格好いい寄りの曲で揃えてきたことが衝撃だった。アイカツシリーズを知らない人に対して、その予想を超えてやろうという思惑が感じられるような気もして、なんとなく嬉しくなる。

アイカツシリーズのステージは前半しか見れていなかったので、アーカイブで後半を見るのが楽しみ……。

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