日記:帰途と懊悩

昨日は長野県まで行ってバーベキューをしてきた。やってることは肉を食べて酒を飲んでいるだけなので、東京でもできるといえばできるのだが、非日常を意図的に作り出すことは精神を癒やすうえでも大切なのかもしれないと思う。緑に囲まれて過ごす時間は、澱のように溜まっていた疲れを忘れさせてくれたような気がした。

買い込んだ食材は多すぎて、学生の頃から変わっていない無計画さに自分で呆れつつもどこか懐かしかった。ボードゲームで盛り上がった。楽しい。でも昔と変わらない過ごし方をしていていいのかなとも思う。変わるものと変わらないものがあって、変わらなければならないこととそうでないことがある。自分はその線引きを正しく行うことができているのだろうか。楽しかった時間の帰り道は、いつもそんな懊悩がつきまとう。

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