日記:智慧を頼る

明日仕事なので私のゴールデンウィークはもう少し先になります。


もしかしたらゴールデンウィークというのは社会人にとっても最も長い休みにあたるのではないか。狭間の平日をどう扱うかにもよるけれど、年末年始や夏季休暇よりも期間が長くなることは往々にしてあるのかもしれない。

会社によっては年に一度か二度、1週間以上の長期休暇を義務付けられているところもあるらしいと聞いたことがある。そのような会社は普段の業務が大変なのだろうなと思う。だからこそ休みを取る必要があるのだろう。というかそういう会社で働く人はめちゃめちゃ優秀なのだろうなとも思う。オンとオフをはっきり切り替えることができる人なのだろう。自分にはそれができず、自分の調子を制御できず、ただ闇雲に取り組み続けて気づけば時間が過ぎている。こういう状況はなんとかしたい。どうすればよいだろうか。

ビジネス書を読んでみるか。書店にはそれなりに足を運ぶものの、ビジネス書の一画はなんだか自分とは縁がないのではないだろうかという気がして近づいたことがない。だがたまに人と最近読んだ本の話をしていると、たまにビジネス書の話題が出ることもあって、思いのほか人はビジネス書を読んでいるのだなあと感じることがある。自分はそもそもあまり本を読まなくなってしまっていて(読書が嫌いなわけではないのだけれど)、読むとしても小説がほとんどだから、あまり足を踏みいれたことがない領域に踏み出してみるのもよいのかもしれない。とりあえずはどんな本があるのか書店で市場調査してみようと思う。

しかしどんなことが書いてあるのだろうか。おそらくは仕事をうまく進める方法が書いてあるのだとは思うが、仕事と一口に言っても多岐に渡るわけで、そうした差異も関係ないほどに万人に共通する仕事術であれば、流石に聞いたことくらいはあるのではないか。「メールは要点を簡潔に」とか、「人に回すタスクを先に片付けよう」とか。例外はあれど概ね間違っていないことは、自分も知ってはいる。実践できているかどうかは別にして。

仕事とはつまるところ「やるべきことをちゃんとやる」ということに過ぎない。でもその「ちゃんとやる」のが難しいわけで、そのための方法論を説いたものがビジネス書なのかもしれない。要点を簡潔にまとめようと意識したところで、実際にできるかどうかは別だ。自分も簡潔な文章が書けない。いつも回り道をしてしまう。しかし先人のノウハウがそこにはあって、それを知ることで自ら再発見する必要がなくなるというのは大きい。ビジネス書に限らず、本による叡智の伝達とはそういうものだ。そういう意味で、本は読んだほうがいい。別に媒体は本に限らなくて、今ならYouTubeなどの動画でもいい。先達はあらまほしきものなので、その智慧を利用できるに越したことはない。

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