日記:数が多くて億劫になる
いい感じに眠い! 感想を書きたい作品がいくつかあるのだけれど、感想を書くのは時間がかかるのでまた今度にしよう……この眠さを大切にしたいので……
感想も書かないし、日々の出来事も大したことが起こらないのなら、日記には本当に書くことがない。割と益体もない抽象的なことをただ書きつけるほかない。そういう日記はただ思っていることを書けばいいし、自分の心の中の話なので事実確認もあまり必要ない。なので思考する速度とそれなりに近いスピードで文章も出力することができる。
映画や本の感想はそうもいかない。作中のシーンを引用したいときに、たとえそのまま引いてくるのでなくてももういぢと確認する時間が必要になる。勘違いをもとに感想を書くわけにはいかないし、自分は思い込みの激しいところがあるので見返してみるとまるで違うシーンだったということも頻発する。それも含めて自分の感想だといえばそうなのかもしれないが、しかし可能な限り正確なストーリーに沿っていたい。
その時間が割とかかってしまうので、感想を書くのは少し重たい作業であるという認識がある。しかしそれで筆が鈍ってしまうのもよくないので、もう少しカジュアルに捉えて感想を書いていくようにもしたい。記憶を記録しておきたいがための日記なのに、その記録を躊躇ってしまったら目的を見失ってしまっているという感覚もある。別にそれだけを目的としているわけではないが、できるだけ考えたことを取りこぼしてしまわないようにしたいという思いもある。
本棚を増やした。ディアウォールという製品を木材と組み合わせて作った本棚が1つあったのだが、それでは収まらない本が床に積み重なっていたので、横に拡張する形で新しく棚を取り付けた。そうすることでなんとか本は棚に収まってくれたものの、まだ段ボールの中にしまったままの本もあり、できることならそれも並べたいという欲が出てきてしまう。
そう思うと、物理的な制約がない電子書籍というのは、収納場所に迷わなくていいからとてもありがたい。しかし電子書籍のほうは販売サイトをいくつか併用してしまっているせいでそれらを渡り歩かなければならないという手間が発生していて、そのうちどこのサイトで本を買ったのかわからなくなってしまいそうなのが怖い。
電子マネーもポイントカードもどんどん導入していたら、なにがなんだかわからなくなってしまっている。割引やポイント等によって得られるメリットよりも、それを使い分けなければならない手間と心理的負担のデメリットのほうが上回ってしまっているのではないかと思う。
あれこれ管理できるほど器用でもないのだから、目先の割引に目を惹かれて安易にアプリを増やしてしまうべきではないのかもしれないと最近は思いはじめている。そこに使わなければならないポイントカードがあるというだけで買い物に考慮しなければならないパラメータが増えてしまっている。それでもすべてのポイントカードを扱えるわけではないから、常にどこかでポイント分を損してしまっているのではないかという危機感が心を圧迫している。中途半端にポイントで利を得ようとしてしまったがばかりに、それを使いこなせないことがマイナスであるような気がしてしまう。私にとってポイントカードとは、早過ぎた文明の利器なのかもしれない。
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