日記:つづいていくために
先日、歯医者に行ったときの会話。
「最近どうですか?元気ですか?」
「あんまり家から出なくなっちゃって。ちょっと太りました(笑)」
「あっ、確かに。ちょっと太りましたね(笑)」
マジか。自分で「太った」と言っておいてなんだけど、マジか。
自覚はあった。去年の秋に受けた健康診断では体重も腹囲も数字が増えていたし。でも基準値よりは低く肥満というわけでもないので、問題はないんじゃないかと思っていた。改めて他者の目から見て変化がわかるということを知ってしまうと、なんだか冷水を浴びせられたような思いである。
でもなぁ……。リングフィットアドベンチャーも続かないくらい意志の弱い人間だしなぁ……。先日も少し走ってみたけれど、それ以降全く続いていない。運動が生活の中に組み込まれないと、どうしても続かない。
目標も特にない。海に行く予定がある訳でもないし。たまに自分の腹部に触れて、その生活の蓄積に少しだけ絶望のような錯覚を抱くくらいなのだ。別に誰かが太っていても全く気にならないけれど、自分のこととなると少し考えてしまう。要するに、これは自分がどうしたいかの問題でしかない。しかし考えてみると、健康に支障のない範囲ならば、少しくらい脂肪をその身に纏っているくらいなんてことないではないか。むしろ、エネルギーを蓄えているという点では良いのではないか(?)。
でも体力は付けておきたいという思いがある。仕事にしても趣味にしても、体力がないと制限がかかってしまうのが嫌だ。デスクワークにだって体力は必要だ。休日に旅行先で行動可能時間が体力に引き摺られてしまうのも勿体なく感じてしまう。Apple Watchとか買って、走った距離の可視化とかしたら続くかな……。でもそれって別にスマホでもできるしな……。
この日記はありがたいことに読んでもらえたりスキのフィードバックがあったりするから続けられている(本当にありがとうございます)。承認という正のフィードバックはかなり大きなモチベーションとなる。あとは、寝る前に日記を書くというルーチンが確立されたというのもある。あとは言葉にして整理するのが楽しいとか。
モチベーションとルーチン。この2つをなんとかすれば運動を始められるかもしれない。なにか考えよう……。関係ないけど、ルーチンじゃなくてルーティーンという言い方の方が最近は多い気がする。多分、ラグビーの五郎丸選手のルーティーンが話題になった辺りからなんじゃないかと思っているけれど違うかもしれない。
モチベーションは、まあ体力をつけたいという目標があるのだけれど、じゃあいま体力がなくてできていないことが何かというと難しい。旅行先でずっと歩き回れる体力は欲しいと思っているけれど、今のところなかなか旅行には出られないし。
難しいな。インターネットの力に頼ってみる。
ストレスの解消という目的もあるらしい。これは良いかもしれない。リングフィットアドベンチャーに登場する敵をストレスの化身として敵視し撃破することで救われる何かがあるかもしれない。
明日試してみよう……。
昨日、夢を見た。途中で起きた時に内容を覚えておこうとして、眠い頭でメモをとって再び眠った。そのときにgoogleの検索窓に打ち込んでいたのがこれ。
なんなんだ。意味がわからない。出流(しゅつりゅう)などという言葉はない。
朧げな記憶になってしまうのだけれど、確か夢の中で自分は怪談を話していた。昨日はあったはずのアパートが、今日通ってみると跡形もなく無くなっているのだ。そして、そのアパートの名前が「ブラックサンデー」。
意味がわからない。全然怖くない。
ちょっと面白かったのが、怪談を話す前はコンビニにいたのだけれど、怪談を話し始めると視点は実際にアパートの前に切り替わったこと。怪談を話しながら、自分は実際にアパートの前を歩いているのだ。夢の中で夢を見ているというか、夢の中で劇中劇のような処理をする場合はこうするしかないんだろうなと思った。
夢は好きだ。意味のわからないことがたくさん起きる。でもたまに、自分の中の無意識の欲望が形となって現れることがあって、その時は目覚めると悲しくなる。その欲望とは叶わないことがわかっていて、考えないように抑え込んでいたものであることが殆どだからだ。幸せな夢ほど、醒めたときにわけもなく喪失を覚えてしまう。だから、夢は意味がわからないくらいがちょうど良いのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?