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成果に繋がりやすい広告文①顧客の課題に焦点を当てた訴求|リスティング広告

リスティング広告(検索連動型広告)は顕在層にアプローチできる、最もコンバージョンに近い広告媒体と言われています。

ですが多数の競合他社が広告出稿しているためただ配信すればお問い合わせが獲得できるかというとそうではなく、工夫を凝らした訴求フレーズでないとコンバージョンの獲得は難しいです。

コンバージョンに繋げるための訴求ってどんなのがあるかな?と思いそれを書き出したツイートをしたところ、ほとんど反響がありませんでした。

ただ1文で書いても分かりにくかったのかもしれません。
そこでそれぞれの訴求について、シリーズ的にnoteに書いていこうと思います。まずは1回目、「顧客の課題に焦点を当てた訴求」についてです。

顧客の課題に焦点を当てた訴求

顧客が困っていること、解決したいことに焦点を当てた広告は、何か課題を抱えて検索しているユーザーに気に留めてもらいやすいため成果に繋がりやすいです。

たとえば接骨院なら、顧客は身体に何らかの不調を抱えて検索していると考えられます。
ぎっくり腰になってしまった人であれば「ぎっくり腰 病院」などと検索するかもしれません。そうした検索に合わせて「ぎっくり腰でお困りですか?|〇〇接骨院で早期治療」のような広告文を表示すれば、ユーザーはクリックしやすいかもしれません。

上の画像の例で説明するとぎっくり腰で困っている人が求めているのは、接骨院などの施術施設であることには変わりありません。

そのため上に表示されている広告も下に表示されている広告も、関連がある広告には違いないのですが、検索しているユーザーが求めているものにより近い広告文は上の広告文であると言えます。

一般的なニーズに合わせた広告文も必要ではあるのですが、今回の例のように個別に発生するニーズにも対応した広告文を用意しておくことで、より顧客の課題にフィットした広告配信が可能となるのです。

どうやって顧客の課題を見つけるのか

上記で説明した例は比較的理解しやすいニーズですが、実際にはもっと多様で複雑なニーズが入り混じっています。

顧客の課題にフィットした訴求を作成するには、まず運用者が顧客の抱えている課題に気づく必要があります。ではどうやって課題を見つけるのか、そのいくつかの方法を紹介します。

まず1つ目は運用者自身が顧客になること

顧客になって初めて気がつくことは沢山あります。

実際に利用することで「利用を検討している人はこんなフレーズがあると安心するはずだ」「こんな懸念を抱えているかもしれない」といった顧客が実際に感じ得る課題に気づけます。

そうした課題に先回りして広告フレーズを検討できるので、顧客の心理にフィットしたクリエイティブを生成しやすくなります。

運用者自身が顧客になることについて、僕が考えるメリットをより詳しく記載したブログがあるのでよければ見てみてください。

次に実際の検索語句をまじまじと見てみる

検索語句はユーザーの抱えている課題の宝庫です。

広告表示が多数発生している検索語句は多くのユーザーが抱えている課題が反映されていることが多いです。そのためそうした課題をくみ取って広告文に反映させれば比較的成果に繋がりやすくなります。

ただしこの手法は特に特別珍しいものでもなく、どの運用者も基本的に思いつく事なので上手くフレーズを考案しないと大きな成果には結びつきにくいかもしれません。

ただ僕の場合、多くの広告表示に繋がっている検索語句以外の、表示回数が少ない検索語句にこそ大きな成果に結びつく顧客の課題のヒントが隠されていると思っています。

それは、実は多くの顧客が抱えている潜在的なニーズがたまたま表れた検索語句です。「潜在的なニーズをくみ取った訴求」については、別途noteにまとめる予定ですので、また次回の更新をお待ちくださいませ!


普段ツイッターで「運用型広告を運用していて気付いたことや、Webマーケティング関連のツイート」をしています。よかったらフォローお願いします。

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