HHKBを選ぶまで検討したこと
HHKBが届きました。早速HHKBを使って打ち込みがてらの投稿です。
Professional Type-Sの墨を購入。雪の方がデスクに合うとは思ったのですが、長く使うなら黄ばみや汚れが目立たない方が良いと考えての選択です。事前評判通り墨は確かにキートップの刻印は見えにくいですが、ほぼブラインドタッチなので問題なさそうです。
使用感はもう少し使い込んでみないと判断つかないので、HHKB選択に至るまでの考察を書きました。
狭小デスクに置くキーボード探し
在宅デスク環境を整え始めてからの最大の悩みはキーボードが大きすぎることでした。
横幅90cm 奥行45cmの狭いデスクではフルサイズのキーボードはマウスの稼働距離を稼げずかなりのストレスになっていました。
ノートPCでの作業ばかりだったのでテンキーは無くても生きていけます。
目指すなら幅30cmを切るキーボードが欲しい。
そこからキーボード探しの旅が始まりました。
開発系の同僚などにリサーチしているとREALFORCE使いが多く通常のキー配列が重要という意見を頂きましたがREALFORCEは大きさが32cm以上、しかも有線のみなので対象とならず、とにかくネットを検索する日々が続きました。そうするとHHKBの魅力を伝えるサイトに山ほど遭遇するわけです。
洗脳がどんどん進みます。これはマズい。まず必要な要件をまとめることにしました。
必須要件
1)無線であること
加点:3接続以上可能
2)幅33cm以下
加点:30cm以下
3)日本語配列
4)矢印キー配置は凸型
5)キーストロークがある
加点要件
6)Del、F2、F5キーは1発で打てる
この要件から HHKBを選択する結論へは至らなそうですが、コンパクトなキーボードはキーストロークの浅いものが多く、日本語配列となるとかなり限られてしまいHHKB以外見えなくなったという部分もあります。
検討されたキーボード達
キーボード選びから最終的に候補に残ったのがこちらでした。
Keachron Q1
キー配列が完璧。DELキー、Fキーがあるが、普段使わないInsert、HOME、ENDなどのキーがない。
幅32.7cm は許容範囲。
有線接続のみ。
価格がHHKB並みなのに有線というところで踏み切れず。
無線のK2は矢印配置がJISは凸型でないため選択肢に入らず。
Q2でもキーマップで最小構成ができそうだったがこちらも有線ということで断念。
Logicool MX MECHANICAL MINI
幅31.2cm
Bluetooth+LogiVolt
大きさは最適。
キー配列がEnterの右側にキーがあるためミスを起こしそう。
キートップが低いため指に合うか微妙と判断。
無線2接続可能なため最後まで検討材料となったが、上記ネガティブ要素より最終選考止まりとなった。
キーレイアウト的にはMX KEYS MINI が良かった。
SIGNATURE K855
横幅は35cm以上だが価格面でとりあえず購入するならこれと検討。
無線3接続可能なのは魅力。
デスクを有効に使いたい欲望に負け選択肢から外れた。
ErgoArrows
分離キーボードの65%キーボード。中央にマウスを置けるメリットあり。
紹介サイトを見ていると欲しくなる逸品。よく考えられてると思います。
自作のため制作まで依頼するとHHKBを超える価格となり、試しに使うという境地には達せず断念。
HHKB Professional HYBRID Type-S
無線4接続
幅30cm以下
Fキー、Delキーないがキーマップで対応可能と判断。
2ヶ月ほど検討した結果、最高峰の打鍵感を体感してキーボード沼に浸らずに終止符を打ってしまうことを選びました。
とはいえキー配列はKeychron Q1が捨てがたいので、同様のキー配列の無線タイプが出たらどうなるかわかりません。
そのような事態になってもHHKBの魅力にどっぷり浸かってしまえば目移りすることはないでしょう。どうなるかこれから楽しみです。
問題となりそうなFキー、Delキーは左手デバイスなどテンキーもこなせるものを使うことも視野に入れつつ、必要であれば別途用意すれば良いと考え、とりあえず使ってみようと思います。
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