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続「星野君の二塁打」について考える

数か月経過して自分のなかであれやこれを考えたので改めて記事にした、ちなみに星野君の二塁打の内容を知らないならネットで調べてほしい。

・監督のいうことは守らなければならないのか?
大枠としてはそうだが、かつて危険タックル問題で監督が指示したことになっていたが選手も謝罪することになった。結果として非合法行為などを指示されてもそれをするのかとの問題につながると全部が全部いうことを聞く必要がないとなる。

・競技としての目的は何なのか
最終的な競技における目的は勝ちになるが、それであれば学校なんて行かずにすべての時間を中学生の野球の練習につぎ込むのが正しくなる。現実としてそれをしたら進学や将来に対してたった1回の試合での勝利は取るに足らないものなのでやらないのが正しくなる。

・監督の権限はどこまで及ぶのか?
あくまで監督はバントのみ指示したが実行不可能な「ホームランを打て」なども従わないといけないのか?それでもし不可能ならやはりペナルティを与えるのか。

・現場判断をどこまで許可するのか?
バントを指示したが、とんでもない暴投をしてしまった投球に対して監督の指示通り飛び込んでバントをした場合もあり得る。バントをせずに見逃したらホームインで得点、飛び込んでバントならそれよりは悪い結果が予想される。同様に明らかなワンバウンドやデッドボールのコースであってもバントをするのか?となるとそれに対しては状況に応じろと言われそう。


上記のまとめ
たかが中学生が遊びでやっている野球クラブの試合程度で、別に金がかかっているわけでも将来がかかっているわけでもない試合で監督が選手に指示を出すこと自体おかしいし、それでいて指示を出した通りにしないだけでペナルティを与える監督は権力を何を勘違いするのか不明ではある。もし仮にサインを無視して聞いてもないペナルティを与えるとしたらそれを事前に説明すらしていないこと自体も問題がある。本件道徳教育で考えると「監督(権力を持っている人)のいうことを聞かないと罰則を与えられるので何をいわれても監督の言うとおりにしたほうがいい」が正しくなってしまうのであまりよくないとおもわれる。

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