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今週気になった言葉「1000年後までコード保存「GitHub Arctic Code Vault」北極圏地下へ」

>プログラムコード共有サイトGitHubが7月8日、パブリックリポジトリにあるオープンソースのコードすべてを北極圏の地下に保管する作業を実行しました。これは現在あるコードを少なくとも1000年は保管しようという「GitHub Arctic Code Vault」プロジェクトの一環

プログラムのことに関しては薄っぺらい知識しかないけど要するに、もしも人類の9割が死滅するレベルの天変地異災害が発生してもコンピュータープログラムの基礎を保存しておけば一から思い出しながら構築する必要がないってこと。

これを聞いて思い浮かんだのはカンボジアの独裁政権ポル・ポト政権が行ったジェノサイド「クメール・ルージュ大量虐殺」における一文

「高度な知識や教養はポル・ポトの愚民政策の邪魔になることから眼鏡をかけている者(ポル・ポトの右腕ソン・センは眼鏡をかけていたにも関わらず)、文字を読もうとした者、時計が読める者など、少しでも学識がありそうな者は片っ端から粛清の名目で殺害された(wikiより)」

「カンボジアでは、クメール・ルージュ時代にほとんどの法律家(裁判官、検察官、弁護士)が殺害され、法律およびその資料も廃棄された。カンボジアが近代国家として再生、発展していくためには、0に近い状態から民法や民事訴訟法などの基本法典を整備し、それらを運用する裁判官、弁護士などの法律家を育成することが不可欠(wikiより)」

法律に関する資料及び関係者が全て焼却されたって

これが中学生の考えたSFラノベの設定ではなくて実際に行われた事件というから恐ろしい。

法律に匹敵するほどプログラムという知識は現代人類の社会を形成する上で必要不可欠な存在になってると思う、個人的には宗教と並ぶと考える。

宗教が失われた世界と聞いて思いつくのが

荒廃した世界で貴重な聖書を巡る冒険を描いた傑作SF映画「ザ・ウォーカー

これと同じような世界でプログラムが貴重となった荒廃した世界で

「プログラマーを巡る武装組織の争いに巻き込まれる主人公」なんて映画を妄想してしまう。

この手の設定、古今東西あんま見なくない?ありそうで見たこない

時代劇でも識字率が低い世の中で文字を読める人は貴重な描写だったりするし電気が失われた世界では電気を治す技師や方法なんかが重宝されている。

荒廃した世界で高度なPCやスマートフォンが手に入って使用できても新しいものを生み出すにはプログラマーが不可欠なんだけど

なぜかプログラムだけは生存者の誰かが普通に扱えたりする(コンピューターの扱いが上手い専門家が1人居たり)

プログラムを一から組んで生成できる人ってそう簡単に見つからなくない?

平和な世界だから街中で石をなげればSEに当たるなんてサラリーマン川柳にありそうだけど、平均的な人口割合を考えたら貴重な存在なはず

「ウォーキングデッド」で医者や科学者・電気技師なんかが貴重な存在として扱われるけどプログラマーはいない。

別にプログラマー地位向上労働組合(あるか知らん)のロビイストじゃないけど、あっても良さそうなのにないなー

ここまで言ってなんだけど

じゃあなんてプログラマー描写無いんかなと考えると

「地味だし分かりにくい」

という天の声が聞こえた。

『荒廃した世界で貴重なプログラムを書ける最後の人間を巡るSF映画』

見たいか?見たくないか?

どっちの映画ショー(そんなのない)に出演したら

「見ない」を選ぶかもしらない。

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