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祝い花は誰ファースト?

ライブやイベントなどへの出演のお祝いや興行の成功を願って贈る祝い花。いわゆるフラスタをバルーンでお作りする「バルーンスタンド」。もちろんお店などの開店祝や周年祭にもバルーンスタンドが増えてきたこの頃。

「ふうせんやさん」ではそんなバルーンスタンドを、さらにオリジナルに特別感を出すため、バルーンアートを駆使して「世界に一つだけの特別な贈り物」をコンセプトにフルオーダーでお作りしています。

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お花のスタンドにバルーンがついたものはネット内でも注文ができるくらいに一般的になってきたとはいえ、このようなバルーンアートをメインに取り入れたようなバルーンスタンドはまだまだあまり馴染みがなく、実際に目にしたことのない方の方が多数だと思います💦

だからこそ、印象に残るしインパクトが強い!笑   だからこそ、ちょっと特別感ある贈り物になるんです。


そんなフラスタでもバルスタでも、ライブやお店などに贈る時、これは誰ファーストなの??と言うことを少し考えてみたいと思います。

ライブなどで関係企業から届いたものや、お店の開店祝いなどでずらっと並んでいるのはこういうタイプがほとんどだと思います。

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1段、もしくは2段に色とりどりのお花が盛られ

祝 〇〇  〇〇会社代表取締役 〇〇〇〇より

という札がどどんと目立つように立っていますよね。

実際にライブ会場でもそれらをみている方はお花の種類などより「〇〇から届いてる」という部分を口にしているように感じるくらい、これは、「贈り主ファースト」なものだと思っています。

もちろん贈られた方も「〇〇さんからだ❤️」とお名前チェックするでしょうし。

商業施設などの開店祝いだと特に同じ花のスタンドが並び、お名前こそ全て異なれど、お花が1つの装飾としてまとまっていたりもします。「贈り主ファースト」のなかに「受け取る方」の飾る環境への配慮が入っているのでしょうか。

ライブでもお花屋さんのネットワークからの注文だと、一つの業者が複数搬入し並べるので上記のように同じお花で一部分揃っているんじゃないかと思います。まぁ、依頼をうける業者が違えば、お花であっても全部が全部揃っているわけではないですけどね。

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これが…

個人店の開店祝などでお届けすると「そんなに花ばかり置く場所ないんだよね…」と言われることもあったり…。この祝い花が「贈り主ファースト」な文化であり、決して「受け取る方ファースト」ではないということなんでしょうね。

ふうせんやさんからのは異色なバルーンスタンドなので、なんだかんだと現物を見た後は店内等に1週間以上飾っていただけることがほとんどです。

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とはいえサイズも大きいのでこの先「無理だよ」と言われることがないとは言い切れませんが…

これはサプライズ兼ねた個人への贈り物で想定されるリスクかもしれません。

だってあなたの家に、ある日サプライズで、大きな家具が届いたら???置く場所に困るかもしれないですもんね(苦笑

だからふうせんやさんではサプライズではなく、ご依頼者さまには事前にお届け先に確認していただくようにお願いしています。

会場規模などの事情によって受付不可のこともありますけど、祝い花を受け付けてくれるライブ会場だと華やかな演出の1つとしても、想定される数までは喜んでいただけてるのではないかとも思います。

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そんなファンからの祝い花も増えている今だから、ここで、そのフラスタ、バルスタは「誰ファースト」で企画したり、依頼したりしているか考えてみましょう。

もちろん、推しのアーティストが喜んでくれるようにあれこれ考えてるので「受け取る方ファースト」ですよね。誰のために贈るか考えたら当たり前だと思います。

応援や想いを伝えるためにたくさんのメッセージを載せたり

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こんなに大勢のファンが応援しているよと伝える手段だったり

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そりゃ、あれこれこだわってその表現を考えて依頼しているかと思います。

その「受け取る方ファースト」の中にも、贈るファンの方の、できれば存在や想いを知ってほしいという希望も含まれているとふうせんやさんでは思っています。

だから、数多く並ぶ祝い花の中でも、少しでも印象に残るちょっぴり変わった、ちょっぴり特別なものにこだわってお作りしているのですから。

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ラブライブ !サンシャイン!!の聖地なお店からのご依頼スタンドに関しては、それに加えて「見てくれるファンの方にも喜んでもらえるように」さらに深くエモくなる要素をリクエストされたり、ふうせんやさんでも追求してたりもするんですけどね(笑

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これは沼津と函館とを虹で繋ぐリクエスト。安田屋旅館さまのTwitterからお写真お借りしました。このスタンドのデザインは、ファンじゃないとなかなかその「エモさ」を理解することは難しいかもしれないですけど(笑)

ふうせんやさんでは、そんなこだわりも大歓迎ですが、ご依頼時の打ち合わせのときには「誰に」「何のために」「どんな想いで」贈るのかなどいろいろ聞かせていただいています。それに納得して共有できないとらどんなスタンドにするのかイメージもわかず、製作に入ることもできないですからね。定型がないので、ある種がんこな職人気質だったりもします(苦笑

言葉でのやりとりで、そのイメージに差異があることからのすれ違いやトラブルもあります。そんな話はまたいずれ。


有料記事にするとなかなか最後まで読んでもらえないようなので今回はまた無料記事にしてみました。これからバルーンスタンドの作り方などの技術的なこと、業者としての経験談、できればあまり言いたくないなぁなことはまた「読みたい」と思ってくれり方限定でちょっぴり有料記事として書いていくつもりです。

とはいえ、この文字でつたえるnoteも、イベント自粛中の今では大事な「お仕事」だと思っているので、よかったら投げ銭かわりのサポートをお願いしたいです。

(↓この購入の先にはほとんど書いてないですけど…)


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