37キロくらいに壁がある気がする

コロナの影響で大会が中止になったりエリートの部のみでの開催となったりで、およそ4ヶ月ぶりのフルマラソンでした。

淀川マラソンは文字通り淀川の河川敷の特設コースを2回往復するコース。前日からの雨も上がり、気温も高くなく、走るにはまあまあのコンディション。

序盤はそうでもなかったのですが、河口方面に走って行く際の向かい風が強い。河川敷なので風除けになるものもなく、ひたすら向かい風の中ペースを刻みます。

それでも前半は快調。サブスリーに向けて多少余裕のあるペースで中間点を通過。

2回目の向かい風エリアで多少ペースが落ちてくるものの、まだ余力ありといったところ。

所謂30キロの壁と言われるところもどうにか通過しますが、少しずつペースは落ちてきています。サブスリーを狙うにはこれ以上の落ち込みは避けたいところ。当然それは頭にあるので、35キロくらいまでは意外と粘れます。

ただ、問題はこの後。37キロ付近の淀川大堰を渡るための上り坂。距離も高低差も僅かなのですが、疲労の蓄積した身体には壁のように感じる坂です。ここで我慢の堤防が決壊し一気にペースダウン。サブスリーも遠のいていく中で気持ちが切れてしまい、あとは完走を目指す走りに。ペースが落ちている影響もありますが、気持ちが切れた状態でのラスト5キロは長かった…。

結局3時間6分台でのフィニッシュ。久々に走った割には良かったかな、というところと、もう少し上手く走れたんじゃないかな、というところと。

終盤5キロの粘り切れなさが直接的な失速の原因ですが、そこに至るまでにはやっぱり前半の走りにも課題があるわけで。今回は気持ち早く前半を走ってしまったこと、特に向かい風の中で力を無駄に使ってしまったことが失敗だったなと思います。

同じようなペースの人と一緒に走ったり、補給の摂取の仕方だったり、そういうところでもロスがあるなぁと感じるマラソンでした。


やっぱりマラソンは奥が深い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?