秋の風と適応する身体
昨日までは半袖半パンでも汗だくだったのに、急に長袖長ズボンでも寒さを感じるくらい、あっという間に秋が来た。
僕は夏が好きだ。少し暑いくらいで、身体の冷えという感覚も忘れる。朝から活動的だし、夜はエアコンをつければ、昼間の暑さとの対比でより一層快適を感じることができる。
ところが今年の夏は暑すぎた。
東北は仙台にいるというのに、毎日35℃を切ることはなく、夜間も25度を切ることは無かった。
快適を求めてエアコンをつける、というよりもむしろ生きるために温度を下げていた感覚に近い。暑さが耐えられる程度の気温にしたところで、外気温との差は10度をゆうに超えている。
それだけの寒暖差を1日の中で何度も受けるというのは、体温調整を司る自律神経にとって凄まじい負担をかけるはず。
やはり、臨床では、体調を崩しやすい季節の変わり目を待つことなく、真夏の最中から自律神経失調症様の症状を訴える患者が多くなった。
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