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サマーミューザ2020: 群馬交響楽団

2020年8月1日(土) 15:00

ちょっと間があいたけど、サマーミューザの記事を続ける。初めの群馬交響楽団、指揮は秋山和慶で今年生誕250年のベートーヴェンから交響曲第4番と交響曲第2番と言う何とも渋いセレクション。

群馬交響楽団は群馬県前橋市に拠点を構えるプロオケ。歴史を遡ると、終戦の年、1945年11月に高崎市民オーケストラとして発足、翌年群馬フィルハーモニーオーケストラ、1963年の財団法人交響楽団を経て、2013年に公益財団法人群馬交響楽団となった歴史あるオケだが、この記事を書いてこの歴史を初めて知る。終戦からたった3カ月で発足したとは驚き!私のご贔屓の神奈川フィルも1970年からの50周年だというのに!

演奏は超オーソドックスなベートーヴェンの二つの交響曲。奇数番号の交響曲は第6番の田園を除くとやや演奏のチャンスが少ない。個人的には第4番は好き。特に第4楽章はリズミカルな主題が聴いていて楽しい!今回の演奏も出だしはちょっと硬かった感があったけど、第4楽章はリラックスしつつ楽しめる。

続く第2番。ベートーヴェンの交響曲としては比較的初期の作品なのでまだまだ悩むところもある。しかし、こちらも第4楽章は好き。ん?6番も8番も第4楽章が良いという共通点を改めて見出してしまった!だから普段聴かない曲が楽しめる、オーケストラのライブは最高!!

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