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たまに投げるならこんなボウリング場「たまなげ!」19 東京・東京ポートボウル

はじめに

このシリーズでは、特色のあるボウリング場を300場を目標に紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

山手線の田町駅から徒歩圏にある東京ポートボウル。ボウリングに少しだけ詳しくなっただけでも、このボウリング場の名は目にすると思います。このビルには日本プロボウリング協会の本部が入居していて、まさに日本ボウリングの総本山。プロの大会も多く開催されています。

その中でも、一般からでも参加できるKUWATA CUPでは、例年準決勝のラウンドで品川プリンスホテルと共に使用されている会場です。そしてその桑田佳祐さんが、この会場で人生初のパーフェクトを記録。その際のスコアシートが展示されています。

桑田さんと、東京ポートボウルの社長の親交も深く、場内BGMがサザンオールスターズ・桑田佳祐さんの物に統一されています。同じように桑田さんと縁が深い松崎ボウリングセンターでも同様のBGMプレイリストになっています。

このボウリング場、元々はこの施設を建てた倉庫会社が運営しており、同じビルにはあのジュリアナ東京もありました。しかしながらジュリアナはわずか3年で閉鎖され、ボウリング場も閉鎖の計画がありました。そこで神奈川県のタチバナボウルが東京ポートボウルを買収。現在まで存続しています。

なお、かつては福岡県の小倉パークボウルも運営していました。

言うまでもなく日本ボウリング場協会・東京ボウリング場協会加盟、JBC公認競技場になっています。

積極的なSNS発信も行っていて、インスタやLINE投稿の頻度も高く、YouTube動画も配信しています。

車の場合もビルの地下に駐車場はあります。ボウリング場利用で優待になりますが無料にはならないよう。また台数も少ないのか、最初に行った時は車で停めたかったところいっぱいで止められず、後日電車で行くことになりました。

このボウリング場は1フロア34レーンなのですが、そのレーン全体を見渡せる位置に写真のような実況ブースが設置され、実際に大会時にも使われています。そこも含めても、ほんと大会利用がやりやすい場所ですね。

1ゲーム土休日780円。3ゲームパックは2100円、5ゲームパック3150円の設定があります。また、朝10時~12時は投げ放題があり、土休日だと2200円(混雑時は1レーンに複数グループが入る場合があります)。

また、このボウリング場では、両手投げのハウスボールがあり、ボウリング場調べでは全国初のことだとのことです。

オートスコアラー

オートスコアラーはQubica AMF。ここでは3ゲームパックで入った人限定で、横浜ヤングボウルでも行われているマッチョチャレンジができます。ここでは1投目7ピン以上で発動します。そして、横浜では出せなかったマッチョ成功を達成。ここでは成功すると、缶ドリンク1杯がもらえます。

レーンコンディション


まず、東京ポートボウルではボールリターンが他では見かけないタイプのものを使用しています。ボウラーズベンチのテーブルにくっついていて、アプローチには何も障害物がないんです。なので、フォームによっては奇数レーン・偶数レーンで気になる場合があるところ、ここではその違いが生まれません。

そして、ここはウッドレーンのボウリング場。レーンもまさにチャンピオンシップにふさわしい会場なんですね。
ウッドのため、回転の食い込みが速く掴みづらい特徴はそれらしいもの。ただ、大会利用が極めて多いのでピンは新品に近いものが入ってるからなのか、ピンはしっかり飛んでくれます。
そのため、大崩れはせずとも高い点数も出せずに終了。ここで点数取れるのは実力の証だと考えて、リベンジしたいですね。

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