【電子煙管】今週のご報告について 06/21~06/25

沼田茶舗 電子タバコ店の沼田です。
ご支援、誠にありがとうございました。

返礼の配送が遅れてしまう事、申し訳ございません。
まもなく7月でも、この状況、厳しいですね、、、
火皿（アルミ削り出し）は未着。実はミスが発覚しました。

■樹脂のお話。

大体が出来上がった矢先、クリアランス0.5mm、ミスを発見してしまいました！早急な修正を行います。手痛い遅延です。
目下、検証のため修正した３Dデータをプリント中。
現物とのすり合わせを行います。
この修正は金型調整です。さほど時間はかからないと思います。

該当の修正パーツは、アルミ部品と基板を接らせない「絶縁用パーツ」になります。
これが無いと、万が一のとき誤ってアルミに電気が流れて、動かない、動きっぱなしになる。発熱する。といった危険が予測できるために設計しました。

ミスした原因は、アルミの断面、切削面に合わせたデータ加工を行ったとき、盛り上がったんだと思います。
干渉は確認したつもりだったのですが、まあ仕方ないです。

■基盤のお話。

今週、マイナーバージョンアップの打ち合わせでした。
普通は売ってから、バージョンアップ品をさらに売り込むのが定石です。
そのほうが、私の経営的にも良かったのですが、最初から満足いくものをお届けすべく、やってしまいました。

内容は5W出力だったところを8W出力に更新です。
バッテリーは18W出力対応品ですが、さすがに5Wは低すぎ、と修正しました。
といっても、ワット制御ではないので、抵抗値で出力が可変します。
ヒートユニットが細長いものなので、こっちの製作もなかなか難しいところです。

■バッテリーのお話。

バッテリーの一部、コネクタのお話です。

以前の初陣だと、これが抜けて壊れるという事象が多く発生しました。
大変申し訳ございませんでした。

このコネクタも実は相当に問題を抱えてました。
まず、作っていた所が撤退。
まさか、2月に発注したところが「辞めました」と。
量産品からの一部修正なので、大した試作代の損失ではなかったのですが、それよりも製作企業を探す時間と手間、これが苦難の連続でした。
MODと呼ばれる大型品対応コネクタの製作も、いまでは少数です。

開発時間をかけるほうが、製造リスクが高まりますね。

なんとか作れるところを見つけて、やっと試作。
内径9mmパイプに納めるので、
・9.03mm
・9.13mm
と2通り、本当に抜けなくなるものを、と、作りました。

9.13だと、根元が歪になる恐れがありますが、さて、、、
どっちが抜けにくいか、到着次第テストになります。

今度はカートリッジの抜き差しではないので、、このパーツの破損リスクはないと思いますが、何分重いので、破損懸念は振り回されたとき、ですね。

基板の試作しだいで、8月にずれ込む恐れもあります。
引き続きお付き合いいただければ幸いです。