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それは、なにか?

電子煙管の設計開発いたしました、
沼田茶舗 電子タバコ店の沼田と申します。
指向を変えてクリエイターを気取りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

長文なので要点を先に
■開発にあたって
作るに至るまでの、心の持ち様です。
■それは何か?
なぜ、それをつくるか、という事です。


■開発にあたって

【電子煙管】を作るにあたって、
・煙管がほしいというニーズ
・和風なものが流行る
といった要望にお応えしたい、が最初にキッカケでした。

そこから
・機能を追加しよう
・デザインを変えよう

というアレンジやリメイクに至ります。
・タバコ型電子タバコに火皿みたいなもを接着すれば?
・吸い口、火皿のキャップでいいんじゃないか?

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おそらくそのほうが安価に済んだかもしれません。
煙管風になるというニーズにウォンツします
しかしベネフィットがございません。

ベネフィットとは製品やサービスを利用することで消費者が得られる有形、無形の価値のこと。時間の短縮や作業の軽減など、その商品を使用することで得られる利便性や満足感。

そもそも、道具というものは何かを解決するものにございます
キセルの形をしたものが欲しい、にはお答えできます。
・キセルの形だけで満足か?
・ベネフィットを捉えてこそ、意義があるのではないか?

壊れたものを直したリメイク品ではなく、
現在の電子制御を極力デバイスに落としこむという開発。
4年間を振り返ると、挑戦というより、執念でした。

■それは何か?

命題でした。
開発前にこれが頭にないと、途中でおかしくなります。

・キセルとは何か?
喫煙具として伝来。
江戸時代にはファッションステータス。
時代と共に変わったものです。

・電子タバコとはなにか?
タバコを模した、蒸気を吸って吐出するもの。
PEN型、MOD型と大型化したあと性能が多様化、小型化していきました。

今回、【電子煙管】を伝統昇華と銘打ちました。

昇華:別のより高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現によって自己実現を図ろうとすること

キセルそのものは現存します。
一部の愛好家にて愛用されてはおります。
ただし、皆がタバコを吸う時代では無くなりました。

私はその喫煙具だったものを、喫煙できないものに仕立てあげました。

別にタバコを吸いたくはない。
日本のファッションステータスを扱いたい。
健康への影響が殆ど無い電子タバコをキセル型にする。

・キセルの形は要るか?
・なぜそうするのか?
・代用品はあるんじゃないの?
問答は重ねたのですが、

世界がフラットになったとき、アイデンティティはどこにあるか?

突飛表紙になりますが、
「世界中のどこでも同じようなモノが手に入るとき、そのモノのアイデンティティはどこにあるのか?」

「なぜ、これをつくるか?」
という問いへの解として、設計開発を進めました。

「近未来の日本を想像したとき、ゲイシャ型ロボになる」
と同じ答になりますね。

キセルは伝来後、喫煙具でありながらファッションアイテム化しました。
カテゴリで決められたモノが、違った性質を持つ。
これもまた日本らしさ、と思っております。

■16世紀に伝来した最新ファッション。

これは、和風な感じです。
その昔日本に伝来しました。
国内の様々なシーンで活躍しました。
非喫煙用に電池を搭載した、日用品ではありませんが、皆様の生活に華を持たせるものです。
なぜ「インバウンド向け」になるか、とお答えできる所以となります。

余談ではございますが、健康の影響として、ニコチン、タールのお話は必ず話題にあがります。
初陣にご用意するE-リキッドは食品分析センターにて分析済。

結果は検出せず】
誰でもお使いいただける安全な商品です。

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他にも世界基準の安全規格である
Safety Data Sheet(安全データシート)
を準備しております。
有毒物質の含有がないことは世界的に証明済です。

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安全は証明済ですので、どなたでもお楽しみいただけます。

伝来という意味を含めて、ポルトガルと同じイベリア半島の国、スペインのバルセロナに拠点を置くリキッドメーカーの製品をご用意しました。

香りの付いた蒸気。
日本のアイデンティティを落とし込んだ製品。
ぜひ五感でお楽しみください。

#電子煙管 , #製品開発 , #ものづくり

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