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【電子煙管】今週のご報告について 2022/01/03~2022/01/08

沼田茶舗 電子タバコ店の沼田です。
ご支援、誠にありがとうございました。

もう少しです。

■基盤のお話

終局に向かいつつあります。
やっと完成できそう。

状況は、
・C社:管理怠慢に、怒り心頭
・D社:コピー+開発
・初陣:アップデート
です。

C社:荷物の引き上げ

2021年2月から約1年の付き合いでしたが、心底落胆しています。
試作基盤№3には期待だった事、先方データが及第点だった事、期待分の失望ですね。
現在、荷物の引き上げに入っています

D社:コピー+再設計(失敗)

コピー不可でした。
半導体の一部が入手不可、または製造休止です。
初陣基盤内部にプロテクトが掛かっています。知りませんでした。
このプロテクトクラックに時間と金がかかること、オリジナルが動く事、これらの理由でコピーは中止です。
レイアウトと形状は解析できたようですが、水の泡でした。時間のロスは少なく、また頼んだことで開発が前進した事は嬉しい限り。

初陣:アップデート

ここまでの流れで、よく初陣の開発陣とコンタクトできたと思います、、
D社には感謝です。
D社がプロテクトを外そうと、エンジニアのコミュなのか、担当を探したそうです。
プロテクトを外すコードは渋られたとの事でしたが、その後、彼らはコンタクトを取ってきました。不幸中の幸いです。

なぜ音信不通になったかは、定かではないのですが、彼に話題を振るとノーコメント。
一度撤退した可能性も拭えないので、古傷には触らないようにしようと思います。

ここまでの話は、ここに要約してます。
今思えば、現地コンサルが行く先は、C社ではなく初陣の会社でした、、、
ただ、当時は撤退したと聞いています。
固執すべきでもないと判断はしていました。

そしてここまでのヒストリー、図解しました。
矢印は基板を送って参照していく流れです。
初陣基盤をA社にわたし模倣も、アップデート叶わず。
この流れに沿って劣化していき、そしてオリジナルに戻ります。

基板開発ヒストリー

このA社と明記しましたが、正確にはA社と取引のあるエンジニア、です。
もともと、このA社が組立、Maid in Chinaになる予定でした。
今は、
made in japan
assembly by numata
です。

半導体不足、2020年の後半から起きていたようです。
C社は、その半導体の使用を回避しながら作っていましたが、使えるレベルではありませんでした。
半導体不足はなぜ起きた?影響や原因、いつ解消するかについて

この初陣アップデート、現在も問答を重ねています。
再開発が必要な理由は、やはり半導体不足。
それに生産していないパーツ類もあります。
今聞いてるところで、
・DC-DCコンバータ(直流変換:5Vからリチウム電池への降圧など)
・MCU:Micro Controller Unit(一つの集積回路にコンピュータシステムをまとめた、組み込み用のマイクロプロセッサ)
これらの更新が必要との事でした。

いままでお伝えしていた内容より、良いものになるかもしれません。
やっと、お届けの目途が立ちます。

■メッキのお話。

書くべきではないのかもしれません。不良が目立ちはじめてます。

検品作業で正月はつぶれました。
休むのはすべてが終わってからと思っています。
メッキ加工は国内作業なので不良選定ののち、委託したところに相談したいと思います。
メッキって、難しいんですね、、、

アルミ工場と、メッキエラーについて聞いてみたのですが、表面研磨は問題がなさそうでした。
どこが原因かしっかり見極める。大事な事です。

火皿、アルミ切削の拡大図。

余談ですが、この加工、断面図をプロが見るとわかります。
アルミ切削という高精密な加工法を用いています。
おそしいほどのクオリティです。
妥協する余裕がありません。

結局、初陣の会社の戻りましたが、彼らが動いたことは朗報でした。
来週も仕様について詰めた話を続けます。
試作完成目標:2月18日
量産に+15日(3月5日)
当店到着+7日
組立、、、検品、、、いずれにしろ3月のお届け目標です。
頑張ります。

引き続き、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ものつくり、って本当に難しいですね。

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