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【全文公開】これからの本屋読本

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『これからの本屋読本』(NHK出版)の本文を、すべて無料で公開します。現在、平日毎日ひとつずつ新しい記事を追加中です。ぜひコピペしてSNSやブログ等で引用したり、議論の土台にした…
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#本屋をダウンサイジングする

小さな本屋

第5章 本屋をダウンサイジングする(1)  これから本屋をはじめるのであれば、できるだけ小さ…

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人を雇わない

第5章 本屋をダウンサイジングする(2)  小さな本屋を経営していきたい。そのとき、まずダウ…

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自宅を兼ねる

第5章 本屋をダウンサイジングする(3)  もうひとつの大きな経費は、家賃である。  たまた…

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一等地ではない立地

第5章 本屋をダウンサイジングする(4)  家賃は広さだけで決まるわけではない。当然のことだ…

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見渡せるサイズ

第5章 本屋をダウンサイジングする(5)  人をできるだけ雇わず、ひとりで目が行き届くように…

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短い営業時間

第5章 本屋をダウンサイジングする(6)  個人のサイズで考えると、営業時間にもおのずと限界…

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世界観をつくりこむ

第5章 本屋をダウンサイジングする(7)  できる限り他人を雇わず、可能なら自宅を兼ねて、一等地ではない立地で、見渡せるくらいのサイズ感で、無理のない営業時間で、店をやる。それらは、あくまで手段の話にすぎない。何のためにそうするかといえば、継続しやすい形にすることで、自分なりに理想とする本屋をつくりこむことに集中するためだ。  日本で出版される新品の本は毎年八万点。取り寄せ可能な流通在庫は約一〇〇万点と言われる。古本であればそれは無数で、個人の認識できる範囲としては無限に

粗利率を上げる

第5章 本屋をダウンサイジングする(8)  細部まで世界観をつくりこむために、できるだけ小さ…

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