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第2章 本は定義できない (1) 本とは何だろうか。ひとつの手掛かりとして「ＩＳＢＮ」と呼…
第2章 本は定義できない (2) 日本の本の流通は、巨大な流通網としてひとつにつながってい…
第2章 本は定義できない (3) コードもついておらず、出版流通にも乗っていなくても、印刷…
第2章 本は定義できない (4) そもそも「本」と呼ばれるものは、いつからあるのだろう。 …
第2章 本は定義できない (5) 一方の現代においては、いよいよ「電子書籍」や「電子雑誌」…
第2章 本は定義できない (6) たしかに、電子書籍を本であると考えると、インターネット上…
第2章 本は定義できない (7) 先の「フィニッシュされたもの」「第三者によって編集されたもの」「持続して展開される論点やナラティブ」という定義はどれも、紙の本に印刷されてきた文字や写真、イラストといった静的なものにとどまらず、音声や映像、ゲームなどの動的なものが含まれ得る。 それらはまとめて「コンテンツ」と呼ばれ、あらゆるネット書店やスマートフォンアプリのストアで、みな並列に売られ、二十四時間という限られた時間を奪い合っている。考えようによっては、コンテンツと呼ば
第2章 本は定義できない (8) 人はそれらのコンテンツを通じて、自分がこれまでに得てきた…
第2章 本は定義できない (9) 「読まれたもの」も含めて本である。「読まれたもの」こそが本…
第2章 本は定義できない (10) けれどこのままでは、インターネット上にあるものどころか、…
第2章 本は定義できない (11) 続いて、今度はまた少しだけ未来を眺めることにすると、この…
第2章 本は定義できない (12) 本とは何か、ここまで考えてきた。ＩＳＢＮがついているか否…
