#NulNote 先頭打者を出すと出さないとでは大違い?(先頭打者出塁考察①)

ご挨拶代わりの記事なのでショート・ショートです。
この件はもう少し詳細に調べてツイキャスで喋りたいと思っています。
(11/23~25のどこかで)

先頭打者を出すと得点される可能性が高くなる、と言う話は解説者の口からよく出る言葉かと思いますが、実際どれくらい違うものなのでしょうか。

ということで2016年セ・パ レギュラーシーズンの成績より
先頭打者が出たイニングと出なかったイニングの得点率と平均得点
を出してみました。(※攻撃側が先頭打者を出した際の得点率です)

一目瞭然ですが、先頭打者が出たイニングは出なかったイニング比べ得点率が約3倍に跳ね上がっています。平均得点も約4倍です。
よって、先頭打者は出してはいけないということが改めて証明されました。
昔の人の言うことは聞くもんです。

また、もう一つ定説と言うかよく言われるのが「先頭打者を四球で出すと失点する可能性が高くなる」ということです。
これは本当なのでしょうか?
これは何年かのデータを蓄積しないと一概には言えないと思うので、今回は参考として2016年のデータだけ提示します。
先頭打者が安打で出塁した場合と四死球で出塁した場合の得点率になります。
面白い結果になっています。

どういうわけか、セリーグは四死球時の方が得点率が高く、パリーグは安打時の方が得点率が高くなっています
ところが平均得点はセは安打時の方が、パが四死球時の方が高くなっているというなんともややこしい結果になっています。
とりあえず今回の時点で言えることは
安打でも四死球でもあんまり変わりない
ということになるかと思います。
こちらは数年間のデータを蓄積した上で再度考察したいと思います。

今日はここまで。
後は守備側観点で先頭打者を許した場合の失点率などもまとめて行きたいと思います。
ツイキャスをどうぞお楽しみに…(プレッシャー)

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