VRC日記11~Blender on VRC
今日もVRCを遊んだ。
今回はVRCにXSOverlayを導入してBlenderを起動してみたことを書こうと思う。
今回は技術っぽいことを書くので、そういうのが苦手な人は読み飛ばしてもらって構わない。
試験環境は、PCがWin10、RAM16GB、SSD512GB、Ryzen5、RadeonRX580、ゴーグルがOculusQuestでOclusLinkを利用した形となる。状況はMEROOMに一人でこもったときを想定している。
まずVRCとOverlayではRAMの使用率は8GB、Blender起動で10GBだった。スワップも起きていなかったし、概ね問題なく動作したと言えるだろう。
ただ、快適だったかと問われると少々首を傾げる。
というのもまず、ゴーグルの画素数とGPUの関係上、どうしてもXSOverlayで表示するウィンドウの画質が非常に悪くなってしまう。
かつ、操作するごとに0.1秒ほどのラグが発生していた。
これを改善するにはGPUの性能を上げる必要がある。
ウィンドウの操作が遅いのだからCPUの問題では、と僕も当初は思ったのだけれど、おそらく一旦通常のモニター用にラスタライズされたものをVR用にラスタライズし直しているが故の遅延だとも考えられる。
実際XOverlayなのでVRCも触り続けられたが、視点の移動がフリーズしている訳ではなかったので、CPUがスレッドを捌き切れなかったこともなさそうだった。
ということで結論としては、ハイエンド側のPCで再試験すれば使えるかもしれないが、一般的なPCではやはりややキツいものがある、ということだ。
これを鑑みて、僕は早くRTXが欲しいなぁと思ったのだった。
といったところで今日はここまで。読んでくれてありがとう。
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