社会の金玉を蹴り上げろ

自己輸入の薬を赤ワインで煽って、会社でラリってしまった。当日の記憶がない僕はハングオーバーのように自分が話した会話やしてしまったか行いについて各人に聞いて回った。Linuxや42について語っていたらしく、とても理性的だったという彼らとは裏腹に、僕にとたんにそっけなくなった一人の男は僕に以前、遺書なる文章を送りつしてきたやつだっだ。その夜、会社と家を二三往復して帰宅した僕は台湾にいる友達と電話し、復讐、と筆ペンで書いた紙を口に頬張り入れ嗚咽を海越しに轟かせていた。その翌日、イベントで酒をのみ、混濁した記憶で土砂降りの中東横を見にいった。その時の僕には東横で屯する権利があるように感ぜられたからだ。
僕はうつという病気を脱して、旅という夢を叶え、次にクズになった。何もかもが楽しくて、でもうまくいき始めていたものが壊れて、ただ何にもなれない自分だけが残った、なんてゾンビポエムを書いている時点で、もう相当に手遅れ、いやや気後れ、いいから金くれ、新田定家。
はやく、社会の金玉をけり上げろ

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