旅に出て初めてメンサで良かったと思えた話

僕はメンサという、いわゆる高IQのコミュニティに入っているのだが、日本では大して活用してこなかった。精々ボードゲームをしたりクイズをしたり、社会人クラブという感じで、仲の良い友人が数人できた程度であった(それだけでも十分なのだが)。しかし、メンサは国際組織、旅に出るのに使わない手はないとそのことを相談すると、各国の人がその国を訪れた人をコーディネートしてくれる仕組みがあることを教えてもらった。
そして、シンガポールやマレーシア、インドでメンサの人たちにあった。
インドでは奨学金制度や貧困層への支援をしているらしいことを教えてもらった、IITを案内してもらた。シンガポールでは温泉に連れて行ってもらった。マレーシアでは泊めてもらう場所を提供してもらった、日本人会員の方とお話できた。他にも語学交換アプリで直接あった人がメンサであるということも2度あった。一人はシンガポール国立大学出身でキャンパスを案内してもらった。もう一人はインドの製薬会社で働いていて母方がなんとラマヌジャンの子孫らしい人だった。
だからなんだという話ではあるが、僕はなんとなく嬉しかった。日本ではメンサという云うと会員が自慢げだったり、非会員に自慢だと思われたりで肩身が狭かったのが、こうして色んな国の人と知り合うきっかけをくれただけでなく、実社会に影響を及ぼす取り組みをしていることをしれた。これは僕が日本に持ち帰らなくちゃいけない大切なことの一つだと思う。日本のメンサで何ができるかは知らないけど、こんな大きくて面白い組織、使わない手はないのではないか。

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