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(番外編)お正月逃げ恥感想

【しつこめですが書いとかないとの逃げ恥感想】
久しぶりにドラマ逃げ恥スペシャルが放送されたので私も見ました。4年前の本放送の時も夢中で見ていました。
あのドラマは社会問題をたくさん取り上げているところがやっぱりおもしろいところです。
4年前のドラマでみくりさんがみんなが高校生で出産する案を提案していたのは今でもいい案だと私は思っていますw


まさに、私が常日頃から考えている問題がたくさん出てくるので今回も楽しく見させていただきました。
あの中でも様々な生き方が描かれています。「普通」ってなんだろうと考えさせられます。
選択的夫婦別姓、家族のありかた、性別のありかた、出産や子育てのありかた。こうでなければならない、ということはなく、みんなそれぞれでいいんだよというメッセージが伝わってきたように感じました。


平匡さんやみくりさんの名言、沼田さんの働き方に対する名言、よかったです。

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ただ、新しくクリエイティブなもの満載でアンチ逃げ恥の人が一部言っているように教科書のようで、政治的意図もあるようで少し嫌だなと感じる部分も多々ありました。
お味噌汁を機械でつくったり、効率よく夫婦が平等で家事をこなしたり、男性が育児休暇を長くとったり・・・どれもとっても現代的ですてきなことですが、やっぱり、そんな新しい生活の中には抜け落ちていってしまうような昔ながらのぬくもりもあるように感じました。
私は「平等」とは、みんなが同じようにすることではないといつも思っています。男性、女性に限らず、ひとそれぞれの特性がある中でみんなが相手の弱いところを補い合っていけたら・・・特性を生かし合っていけたら・・・そう思っています。


コロナ禍で「経済活動が、経済活動が・・・」と言われていますが、経済に関係しない「教育」「福祉」のことは本当にあまり触れられません。私が一番大切にしている分野なのに、いつも一般的には忘れられているか後回しにされていることが多いので、モヤモヤしてしまいます。
働く人の考え方ベースで子育てすると、無痛分娩やミルク育児が便利です。
また、大変な時はお金を使って家政婦を雇う。もちろん選択肢としてはどれもすばらしいものですが、私はできれば選びたくないものです。動物である女性としての幸せは、無痛分娩やミルク育児では満足いくものではないです。
もちろん社会的、人間的な考え方では無痛分娩やミルク育児で十分以上に幸せになれると思います。
また、お金を使って家政婦を雇うのではなく、ご近所さんや両親などと仲良くなってお金を使わず、物や労力を分け合って、愛と人情で助け合って生きていく方が私には理想です。

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コロナのときに「生きていればまた会える」・・・これまた戦争時代くさい。
会いたい大切な人同士が、会うことは急を要することなはずなのに、「不要不急」ととらえかねないストーリーになっていると思いました。
また、海岸に母子2人がお散歩しているだけでのマスク着用。どう考えても異常です。そこまで思い詰めている母子を描きたかったのでしょうか。政府がすすめる考え方があちらこちらに散りばめられていると感じました。
会社勤めをしていない女性は、育休中の人を含め、まだまだたくさんいます。両親二人が正社員で朝から晩まで長時間毎日働くことは、なかなか大変な場合が多いので、どちらかが家事や子育てに重きを置いた働き方をしている家庭は多いのではないでしょうか。
それはだめなことなのでしょうか・・・。
経済活動中心に考えると、全員が「雇用されて働く」ということベースに考えないといけません。
現実はそうはいかないと思うのです。まったく働かない人がいたり、家事いっさいしないで仕事ばっかりする人もいたりするでしょう。
介護が必要な人や、障害のある人もいるでしょう。
みんなが機械や社会のシステムを使って、「完璧」に生きることなんてできないのです。
また、子供の名前はどちらの性別になってもいいものを・・・。とする前に、「大河」という名前の女の子がいてもいい社会になるほうがいいのではないでしょうか。(ドラマ内で大河は男の子らしいから却下になりました)

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津崎夫婦から、世の中の男らしい、女らしい名前全否定が入ったと感じました。


今日は録画しといた杉山文野さんファミリーのドキュメンタリーも見ました。
トランスジェンダーである杉山文野さんはパートナー(女性)とゲイの親友ゴンちゃんから精子提供をうけて出産、3人で家族になった話です。
この番組からは、「家族」や「男」「女」の定義が世の中にありすぎるんだな~と感じました。だから難しいんだなーと。
定義ではない、新しい形・・・。名前のないものはいつもあり方を模索していかなければならないものです。
どんな選択肢があってもいい。でも、新しいものがよくて古いものがダメだとは限らないし、Aがよくて、Bがよくないという考え方もない。それを知ると、どんどん自分の考えを言えば言うほど他人を傷つけてしまうようでしんどい世の中になっているなと感じます。
どの人が選ぶ選択肢も、それでいい。
ちゃんとそう思いながら自分の考えのよさを主張することって、すごく難しいと思います。相手の選択肢や意見を尊重しながら、自分の考えも大事にしていくって、改めて難しいことなんだと思いました。
私自身は、政府や教科書に載っていることを正しいと思うだけでなく、自分独自が体験から学びとったの「よさ」を大切にしていきたいなと思いました。
#ねほりんはぽりんでてきたん最高
#平匡さんのどや顔かわいかった
#平匡さんのお父さんや会社の古くさい灰原さんの気持ちもくんであげたい
#何もかもがセクハラパワハラの社会もどうなんだろう
#かといって言い放題はよくない
#みんなで悪者を作らず話し合って学びあっていくしかないよ

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