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流浪の月の感想

更紗のお父さんとお母さん、家の雰囲気がすき。
お母さん手作りのキーマカレー
夕ご飯にアイスクリーム
両親のボンベイサファイアを真似してアイシングカラーで作るカクテル風ソーダ
空色のカーダブル
好きなものを楽しむことは自由なはず。
でも、そんな幸せが崩れ去って…

周りの「普通」と違う
居場所がなくなる

そんななか、出会った文という存在。
文との思い出は幸せだったのに。
文は優しくて、更紗は可哀想なんかじゃないのに。

自分が見る真実と他人から見る事実の間には大きすぎる隔たりがあって、それが優しさによるものであっても、その隔たりは苦しいもの。
でも、大切な人が真実を知ってくれてさえいれば救われることもあると思う。

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