アステロのススメ

最近知ったのですが、少し前のアップデートでeve onlineはじめたばかりのプレイヤーはアステロに乗れる機会があるそうですね。ただSoEが使ってるアステロとは別物で民生品だかなにかで、しかも一時的ににしか乗れないとか。
あの格好いい船に乗れるけどすぐに手放さざるを得ないというのはなんとも悲しいことですね。そこで今回はアステロを手に入れる方法について書いてみました。

最速で手に入れるには

ジタで買うのが最も手っ取り早いですね。ちなみに今のところ1隻100Mぐらいです。高い。とてもじゃないけど初心者は手が出せない金額。まあでも、アマーとガレンテのフリゲートスキルを要求するので、アステロイドベルトに引きこもって1ヶ月ぐらい頑張ればスキル的にも金銭的にも問題が解消されると思います(ただ超絶単調作業になるので途中でやる気を失くす可能性大)。
なお、最近ではハイセクガスが高騰しているので、運良く土日に見つけられれば丸半日ガスを吸いまくって売るだけで一気にお金は貯まります。ガスは容積が大きい都合からジタへの輸送はほぼほぼ不可能ですが、最寄りの商都やハイセク航路上のステーションで販売すればそこそこいい値段でほぼ確実に売れるので、試してみる価値は大いにあると思います。

スキルが揃っているので手っ取り早く手に入れたいという方にはこっちが良いでしょうね。

時間はかかるけど愛着が湧く(と思う)自作ルート

アステロは自作も可能です。SoEのステーションのLPストアで30kポイント+10M ISKぐらいでBPCを販売しておりますが、自作したほうがちょっとだけ安く作れます。ただ、一昨年ぐらいに入った造船アップデート以降、非常に高額なトリガーニューロリンクやPI品で作る保護シール・生命維持ユニットを要求されるようになったのでミネラルだけでは作れなくなってしまいました。ちなみに、ミネラルだけで作れた時は20Mもかからなかったような気がします。販売価格も今の半分ちょっとぐらいでしたし。
で、自作する場合に問題になるのがLPです。SoEのエージェントはそこそこ多いのですが、LP稼ぎに相応しいエージェントはそんなに多くはありません。一番稼げるのはLv4戦闘ミッションエージェントなのですが、Lv4ミッションは戦艦が必要になるに加えて、ミッション地にはミッションランナーを狙ったKAMIKAZEが頻発するため非常に危険です。
そこでオススメしたいのがLv3戦闘ミッションエージェント。Lv3エージェントのミッションは巡洋戦艦推奨ですが、巡洋艦でもできなくもないです(ただし撃沈の可能性が高くなりますが)。
アマー帝国のド辺境中のド辺境、ジェネシスにあるシメラ(ハイセクでつながってるので安心!)にはSoE戦闘ミッションエージェントがLv1〜Lv3まで揃っており、SoEスタンディング上げに最適です。なお、LPはセキュリティステータスの低い星系ほどもらえる量が増えるので、ステータスが0.5(ハイセクの最下限)なシメラは最適と言えます。
巡洋艦に乗れるようになったらふらりと立ち寄ってスタンディングを上げつつ、お金とLPを貯めつつ、じっくり腰を据えて1週間ほど頑張ればたぶんアステロBPCに必要なLPが貯まります。BPCを購入できるくらいになるとスキルもそこそこ育っているのではないでしょうか。

注意点としては、エージェントがたまにローセクに仕事にいけという場合があるので、その時は迷わずミッションを蹴りましょう。無理して挑んで船を落とされてしまうと元も子もありません。
ちなみに私はこの方法でアステロを自作しました。今でも大事に保管されてます。ただ大事すぎて全く使えないという状況だったりするのですが……。

快適なアステロライフのための注意事項

アステロは4大国探索艦よりもウィルス強度が強く、また船スキルに依存しないスキャン強度強化を持つため探索に最適の船です。おまけにアライン(軸合わせ)速度も早いうえに加速度もよく、船スキルを上げればドローンやアーマーレジスタンスも強化されるので極めて優秀な船です。
が、本艦が真価を発揮するには隠密行動用遮蔽装置を用いたローセク探索にあります。隠密行動用遮蔽装置とMWDを用いたワープトリックが存在し、これを用いることでゲートキャンプがされていても安全に通過することができるのです(詳細はこちらを参照ください)。

アステロは探索屋にはもってこい、というか最適解なのですが、いくつかの問題点も存在します。
まず、船が高価であること、そして探索帰りは高価なものを積んでいる可能性が高いため、非常に襲われる危険性が高いということです。そのため、高いリスク管理能力が求められます。常時Dスキャンをかけたり、ローカルを常にチェックして怪しいやつがいないかを確認したりと、気の休まるところがないのでローセクでの運用時は精神的に疲弊しがちです。
また、T1探索フリゲートに比べてカーゴ容量が半分ぐらいしか無いというのも地味に問題です。通常のデータ・遺物サイトめぐりならそこまで気にならないものの、イベントデータサイトではほぼ必ず「第XX監督者の私物(10 m3もあってでかい)」が出る、そしてこれが主な収入源となるためカーゴがすぐにパンパンになってしまいます。カーゴ拡張も視野に入りますが、船が鈍重になるのでオススメはしません。

と、つらつらと欠点を書きましたが、それを補って余りあるくらいこの船は格好良く、そして使い勝手がよく、持っていて損のない船です。この高性能さを活かして、探索艦キラーとして使うFitもあるくらい(ちなみに筆者はその探索艦キラーに襲われてローセクでガス吸い用ベンチャーを落とされました)。
隠密行動遮蔽装置を使わなければアルファアカウントでも乗れます。また、ハイセクのみの運用でもデータサイトから出る化合物分子コンデンサー(通称ビール)は高額で取引されているので、(運に左右されるものの)金策に充分なり得ます。
目標がないとだれてしまうかもしれませんので、最近はじめられた方は大型艦を目指すのもいいですが、まずは本艦を目指してみるのも良いのではないでしょうか。

ではこのへんでさようなら fly safe. o7

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