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台湾海外音楽フェス遠征②火球祭参加

台湾で2023/11/25-26に開催された音楽フェス「火球祭(FireBall Fest.)」に参加するために台湾に行ってきたので、その②火球祭参加の紹介です。

前回の①桃園・雲林観光はこちら

②火球祭参加

火球祭

前回の記事でも書きましたが、火球祭は台湾のバンド 「滅火器」が主催のフェスで、桃園市にある楽天桃園棒球場で開催されました。
アクセスとしては、桃園機場捷運の桃園体育園区駅から徒歩5分ほどです。高鐵桃園駅から1駅の場所なので台北からでも比較的アクセスはよいです。

チケット

2日間で3,288NTD(15,000日本円ほど)なので、日本のフェスよりは少し安めの金額です。
日本や韓国からのバンドも参加するフェスなので、前回階催時はKlookなどの旅行体験予約サイトで簡単にオンラインのみでチケットを買えましたが、今回はtixcraftという台湾のチケット販売サイトで購入して台湾のセブンイレブンの端末(ibon)で発券が必要という、日本住みにとっては少しハードル高めの方法のみでした。
ちゃんと現地でチケットを手に入れられるかドキドキしましたが、セブンの端末の操作自体は日本のと似たような感じでそれほど難しくなく、出てきたレシートを持ってレジで発券手数料を払うことで無事に発券できました。

会場

会場は楽天桃園棒球場で、球場の外側では、小さいステージの他、食べ物やグッズ販売、音楽関連やスポンサー会社のお店とがあります。
球場の内側は、2つのメインステージと、もともと球場内にある飲食店や、アルコールなど飲み物を売る特設ブースがあります。ステージは、スタンドとフィールドのどちらからも見れるようになっていて、スタンドに座ってのんびり眺めてみてもよし、スタンドからフィールドに降りてステージ近くでスタンディングで盛り上がってもよしという作りになっています。
ただ、アーティストの入れ替わりの時はスタンドとフィールドの移動が混むので、自分が移動したいときにはタイミングに注意が必要です。

楽天桃園棒球場
会場内(スタンド席から)

雰囲気

参加しているアーティストは全部ロックバンドというワケではなく、台湾のアーティストメインでポップスやゆったりした曲も多いので、フィールドでみてても飲み物片手に見てられました。
人気バンドの人気曲のときは、盛り上がった人の波に押されて流されるときはありましたが、日本のライブほどモッシュやクラウドサーフが起こるようなことは少なく、その場の立ち位置でじっくり見ることができます。
また、これも日本のライブのように服装も全員バンドTというわけではなく、11月で台湾といえど少し寒いので上着を着こんでいる方も多く、ライブを見るには少し大きのではと思うようなカバンを背負ったままの方もいたり、自由な格好をしている方がほとんどです。
実際アーティストのグッズ売り場も広くなく、推しのTシャツやタオルなどグッズを買って身に着けるという人は日本より少ないのかなと感じました。

フィールドから

撮影

台湾のライブは撮影が禁止されていないため(自撮り棒など他人に迷惑かけるようなものはNG)、普通にスマホで撮影することができます。(日本のバンドのステージ中でもOKでした。)
日本でライブに行くと演奏後に誰もいないステージを記念撮影するくらいしかできないので、アーティストを撮ってもいいのはファンとしては嬉しいですね。個人的には中国語が全部は聞き取れないので、MCを録音して確認することができるのでよかったです。

ライブ

とくに見たかったバンドは、「滅火器」、「血肉果汁機」、「美秀集團」、「10-FEET」なので、それぞれの写真を貼りたいと思います。

滅火器

台湾を代表するバンドです。疾走感のある曲や、全員で大合唱する曲など
さまざま。歌詞が台湾語なので覚えて一緒に歌いたいです。
日本の音楽フェスに出たり日本でもライブをしたりするので、日本のバンドとも交流が多く、今回はバンドでの出演は無いけど、ELLEGARDENの細美武士さんが出てきて、滅火器の演奏で一曲一緒に歌っていました。

滅火器(球場の外のお店など周っているときに遭遇しました)
滅火器(Fire Ex.)

血肉果汁機

デスメタルやハードコアな流れと台湾の冠婚葬祭で使われるような音楽がミックスされたようなサウンドが特徴のバンドです。
ボーカルのGIGOがデスボイスやスクリームなど迫力ある歌声と、ときどき無邪気な動きを見せるので、すごい惹きこまれて見入ってしまいます。

血肉果汁機(Flesh Juicer)

美秀集團

エキセントリックなバンド。自分で作った楽器を演奏したり、奇抜な格好であったり。特徴あるフレーズを繰り返すものが多くて癖になります。

美秀集團(Amazing Show)

10-FEET

映画スラムダンクは台湾でも人気だったようで、「第ゼロ感」のときは盛り上がりがすごかったです。あと「RIVER」はライブ会場近くの有名な川の名前に替え歌して唄うのが定番なのですが、「淡水河」と「濁水溪」だったので台湾でしか聞けない貴重なバージョンでした。
また、一日目のトリでアンコールは無い予定だったぽいのですが(記念撮影もしてアンコールないような仕草もしてた)、少し時間置いたらまだ時間あるからともう一曲やってくれて来てよかったなと思いました。

10-FEET

最後に

海外で音楽フェスに参加するのは、違う文化を体験しつつ、現地の方と一緒に盛り上がれるのでめちゃ楽しいです。滅火器のMCのときに「また来年もやるよ」と言っていたので、日程の都合つけば是非また参加したいです。

最後の花火

もし音楽フェス好きの方で機会があれば、台湾のに限らず海外のフェスに参加してみるのはいかがでしょうか。

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