台湾華語レッスンメモ「だいたい~」・「そろそろ~」などを意味する「差不多」の使い方は?
「だいたい~」や「そろそろ~」など、程度や状態や数量・時間がほぼ同じくらいのときや動作が完了しそうなときなどに「差不多」という表現がよく使われます。
文字通り「差が多くない」ことをベースとして意味していて、使い方によって日本語にすると「だいたい~」「そろそろ~」のように訳されます。
文法的な使い方としては、ここでは3つ挙げます。
例文としては、下記のようになります。
具体的な程度や数量や時間はないけど比べているモノ同士が同じくらいのことを表しています。
例文としては、下記のようになります。
差不多の前に付く動詞の動作が完了することを表しています。
上の例の「吃得差不多了」は「そろそろ食べ終わる」になるので、差不多を文字上の「差が多くない」の意味と思っていると直接結び付きにくいので(「食べる動作の完了と差がない⇒そろそろ食べ終わる」のように考えれば結びつけられますが)、個人的にこの2の表現は考えづらいなと思っています。
さらに、どんな動詞でも「~得差不多了」が使えるわけではなく、「準備」「吃」「喝」「唸」など動作に完了があるような動詞は使えるが、例えば「說」は使わないそうです。
また、時間差不多了のように直接「名詞+差不多了」が付く言い方をする場合もあるけれど、実際には動詞が省略された表現じゃないだろうと言われました。例えば、「那個工作(做得/準備得) 差不多了」などが挙げられます。
例文としては、下記のようになります。
こちらは1と違って、程度や数量や時間を示した上で同じくらいであることを表しています。
差不多は相手から言われる分には大体わかるけど、いざ自分で文章を考えるときは使い方がいろいろあるので迷いがちになってしまいます。身に着けて使えるようになるためには例文をたくさん練習するしかないかなと思っています。
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