第154話「改善計画」
この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、ここからは、ただの従業員から店長になっていく過程、そして、店長になってからのことについて書いていきます。
大貫は10月から店長に任命された。
そして、
同じ店舗で働くのは、
同期3名で、全員男子であった。
そこで、
全員が集まったときに
大貫がしたことは、
『寺○3丁目店、改善計画』
をみなに配った。笑
A4の紙で、15枚くらいあった。
その中には、
まず、コンビニはどこで儲けるのか?
今後、何をしていくのか?
どこが強み、弱みであるか?
今、いるスタッフさんの特徴と
今後の育成方針
みなには、どんな社員であって欲しいか?
このように多くのオーダーを出した。
店長になりたくて
大貫は、店長ノートを作成していた。
店長ノートとは、
店長になったときに
取り組むことの一覧である。
それから必要なものを
全て、その改善計画書に込めた。
改善計画に1番大切なことは、
結局、大貫が店長をすることで
『このお店をどうしたいのか?』
という想いである。
もはや技術なんてなかったので、
オール想いであった。
そして、店長としての日々が始まった。
続
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