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日本は祝日が多くて、休みが多いらしいよ?って本当なのか

社労士ギョーカイは2019年4月からはじまる、年5日の有給休暇の取得義務で大忙しです。(小話的に?週3日のパートタイマーさんとかでも、勤続年数が長くなると、義務化の対象になります。)

一方で、「日本って実は祝日が多いから、年間のトータル休日数は多いんですけどねぇ」っていう意見もちらほら聞きます。

でちょっとググると2017年に↓のようなが

https://president.jp/articles/-/21927

この記事によると、祝祭日+有給消化率50%だと、日本は世界のランキングで中ほどになり、なんとたくさん休んでそうな?アメリカよりも多いのだとか。※フルタイムで仕事する場合、勤続6年半以上で1年に20日有給休暇が付与されるので、50%だと10日計算の模様。

ただ、現場の肌感覚で「そんなに年間休日っておおいかなぁ?」と思ったので調べてみました。

平成29年就労条件総合調査をみてみると

・有給休暇の取得率は100人未満企業だと43%(業種によっては30%台も)

・中小企業だと、土日祝を含めた年間休日が109日以下(平均120日)が40%以上も存在する。

やはり、企業規模や業種によって偏りがありますね。

そもそも「年たったの5日の有給休暇取得」ですら法律で義務化しなければならない現状を考えると、

日本=祝祭日が多い=年間休日数も多い

は、必ずしも成り立たないですよね。

有給消化率の平均も、平均周りに集まっているというよりは、がっつり消化(100%近く)のひとと、全然取らない人(0%近く)の平均を取ったら50%っていうレベルかもしれません。休日出勤して、代休取れないもありますしねー。

ただ、2019年度は10連休があったりするので、普通の年より祝日は多いです。

祝祭日が多いのと、自分で選択できる有給取得がしやすいのとではどちらがいいかというと、個人的には後者。

10連休と言われても、みんな一緒に休んでしまったらどこもかしこも人だらけで疲れてしまうわ、お金は高いわでいいことなし。喜ぶのは学校が休みの子ども位です。

日本人気質として難しいかもですが

もっと自由に休もうよー!

と思いますね。

とかいって、私は従業員ではないので、有給休暇は無いんですけどね。

#有給休暇5日取得義務

#祝祭日多い


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