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サーモンラン 雰囲気ブキTier

はじめに

 みなさん、サーモンランしてますか?
 巷では大勢によりテッキュウに熱いラブコールが送られたり、ラッシュ(ヒカリバエ)の最適解が未だに見つからなかったりと話題が絶えないゲームです。私も例に漏れず日々バイトをしてはギアパワーを集めまくっています。本当にこのモードはずっとできる。

 で、今回はそんなサーモンランでどんなブキが強いのか?を考えてアウトプットしたくなりフデを取りました。雑感もありますので、はじめたての方も少しは参考になるかもしれません。バイトシフトを眺めながらこの記事を楽しんでいただければ幸いです。

評価基準 

 今回Tier表を作る際に以下の判断基準を設けました。
・X→通常の立ち回りやすさとは別に、他のブキではできない立ち回りが実現できるブキ。他のブキでは代替が効かないブキが主
・S+以下→通常の立ち回りでできることの多さ、やりやすさ、様々な状況への対応幅がどの程度か

 このため、Xに置いてあるブキが4枚あれば最強や!という訳ではないことをあらかじめご了承いただければと思います。
 また、S+〜Sあたりは使用ブキ遍歴によって個人差が生まれると思うので、各位思いの丈を文章にしたためていただけると考察が大いに盛り上がるかと思います。

ブキ評価、雑感

これが雰囲気ブキTierだ!(左右差はありません)

X:他のブキではできない立ち回りが可能、WAVE次第では通常と大きく違う捌き方になりうる

  • ボールドマーカー
     トンチキなキルスピードと機動力、塗り範囲により戦場を駆け回ることができる最高峰の自己完結能力を有する。Xに置いた中だとかなり汎用性に寄ってはいるが対シャケの圧倒的な処理能力を評価。バクダン以外は単騎で処理可能なパワーを秘めている。
     めちゃくちゃにベタ褒めしたけど単騎で雑に動き回っていい免罪符にはならないので状況をしっかり見つつ、ピンチを引き起こしそうなオオモノを優先的に叩く立ち回りを心がけるとよさげ。

  • ダイナモローラー
    全てのザコシャケを轢くことができるとんでもないローラー。通常のシューター等だと煩わしいドスコイも難なく処理できるのがあまりにも偉い。金シャケ相手もグリグリ押しつけるだけで金イクラをばら撒きながら爆散するのであまりにも気持ちがいい。カンケツセンの時に是非やってみてほしい。
     オオモノ相手も地面ベッタリの相手はコロコロで処理、対空は縦振りで対応できるのが強い。ただ機動力は皆無なのでインク切れや無理な海岸遠征は気をつけたいところ。
     またあまり知られてない(かもしれない)仕様として、ローラー種はZRボタンを押しっぱなし(コロコロ状態)にしていても動かないでいればインクが自然と回復する。ラッシュにおける回復の隙をなくすことができるので実践してみてはどうだろうか。

  • リッター4k
     他のチャージャーと一線を画すところとして圧倒的な火力が挙げられる。他のチャージャーには不可能な確定1発でのオオモノ処理が最大の魅力だろう。特にナベブタ処理で助けられた人は多いのではないだろうか。私はその1人です。
     他のチャージャーと同じように、無理な遠出だとか塗りが悪い場所での立ち回りは控えてどっしりと構えることを意識したい。逆に他のブキを持ってる場合は、リッターが気持ちよく処理をできるような環境づくりをするとよいだろう。

  • エクスプロッシャー
     唯一カタパッドをメイン攻撃で倒せるブキ。
     オオモノ随一の脅威度、撃退に必要な消費インク量を誇る奴を比較的手軽に倒せるのは大きすぎるアドバンテージである。
     他のオオモノに対しても相性は悪くなく、ザコシャケ相手も距離を保って処理できれば制圧力もしっかりあるため、サーモンランにおいて最も優秀なブキのひとつと言っても過言ではないだろう。

  • クーゲルシュライバー
     正直Xに置くか迷ったができることが多すぎてこの枠に。最大限活かすことができれば無限大のポテンシャルを発揮できる
     大雑把に言うと、基本は短射程モードで立ち回りつつ対空及び遠距離の相手は長射程モードで迎撃するといった感じになる。
     上手く立ち回ることができればひとりで様々な状況に対応できるので是非練習してほしい。

  • ジムワイパー
     新たに追加されたワイパー種のでかいほう。通常飛沫でシャケ確1、溜め斬撃でドスコイを確1という超火力を誇る。当然オオモノに対しても有効で溜め斬撃を当てれば面白いくらいに金イクラを出してくれる。あと直撃の音も爽快感抜群。それでいて飛沫はかなり射程が長いのでザコシャケを安全に処理できるのはかなり強い。
     長物であるにも関わらず近接がかなり強めなので幅広く対応できるのが特徴偉い。ただ塗りを広げる能力はそこまで高くないので調子に乗りすぎないように注意したい。またワイパー種共通の注意事項として、前入力をしたまま溜め斬撃を放つと前進してしまうため、それによる事故(群れ、ヘビのインクに突っ込んでしまう、水没など)も気をつけよう。

S+:さまざまな状況に対応しやすい、そのブキがあることでノルマを達成しやすい

  • スプラシューター
     シューターの中央値ともいえる存在。
     クセが非常に少ないため扱いやすく、誰が持っても安定した活躍が見込める。オオモノ相手も火力をしっかり出せるのでまさに汎用性ナンバーワンといったところだろう。
     あまりにもやれることが多いぶん、いろんな場所に引っ張りだこになることがありがちなので、盤面をみてどこに赴くべきかを常に考えておくことを重視するといいだろう。

  • .52ガロン
     簡潔に言うと、スプラシューターから塗り能力を落として処理能力を上げたブキといったところだろう。
     少し高めのレートからコジャケを1発で倒せる火力のある弾を撃てるため、シャケ以下に囲まれた時にも比較的安全に立ち回れると思われる。スプラシューターとは違ってジャンプ撃ちした際の弾のブレが激しいため、地に足をつけて戦っていくのがオススメ。

  • Rブラスターエリート
     ブラスター種最長射程を誇るこのブキはとにかくオオモノ適正が高い。
     安全な場所からタワーだろうがハシラだろうがバクダンだろうがポコポコ処理できるのは味方として頼もしい限りだろう。レートもブラスターの中だと早いほうなのでリカバリが効きやすいのもポイント。ただザコシャケに囲まれるとかなり非力だったり、ジャンプ撃ちがかなりブレるところは注意すべきである。
     身に危険が迫る前に、慌てずにその芽を摘んでいく戦い方が求められる。

  • スプラローラー
     ローラー種においては尖った部分もなく中庸なスペックだが、過不足なくサーモンランにマッチしていると言ってもいいかもしれない。
     振りでドスコイを2発で倒せる火力を有し、ローラーの特徴である轢きで他のザコシャケも一掃できるため、これひとつあるとザコシャケに圧倒されて失敗、というシチュエーションはかなり減るのではないだろうか。
     縦振りも使いこなせるようになると対応幅が広がるため慣れておくといいだろう。

  • オーバーフロッシャー
     異常なまでにクセが強いスロッシャー種のひとつ。
     なんといっても射程がめちゃくちゃ長いのに火力が高すぎるのが特徴だろう。全弾当てられればあのテッキュウも5振りで倒せるらしい。強くね? 他のオオモノに対しても、地面ベッタリは言わずもがな対空もうまいこと曲射を当てることである程度は対処可能。ザコシャケも振ってればまあまあ溶けがちである。もはやXでよくね?
     唯一ともいえる欠点は異常なまでに壁塗りがしづらいところだろうか。緊急脱出的に壁を塗ろうとして上手くいかずそのままキルされるのはありがちだろう。そうならないためにも、主にコンテナ周りをキープしつつ射程を押し付ける戦い方が推奨される。

  • スプラスピナー
     使い心地としてはシューターとスピナーのあいのこといった感じのブキ。
     とにかくチャージスピードと射撃時の歩き速度が速く、ザコシャケを処理しながら安全圏に移動できるのがいちばんの強みだろう。また、機動力の高さ=塗りの強さでもあるので、セーフゾーンを作りやすいのも魅力のひとつである。
     それ故、例に漏れず調子に乗ってインク切れ、なんてことが起きないように堅実に立ち回っていきたい。

  • スパッタリー
     めちゃくちゃにすばしっこいインファイターブキ。
     簡単に言うと玄人向けボールドである。超高火力と機動力を兼ね備えた、サーモンランにおいて超強力なブキ。
     その強さを真に発揮するためにはスライドを使いこなす必要がある。インク切れや水没、敵陣に突っ込むなどを常に念頭に置きながら火力を存分に発揮していきたい。

S:S+ほどではないものの対応幅が広い、編成にあると嬉しい印象を受ける

  • シャープマーカー
     機動力が高めのシューター。
     火力はS+シューター群より劣るものの、ジャンプしてもブレない弾のおかげで狙った相手を確実に倒せるのはかなりありがたいのではないだろうか。
     エリアを広げつつ遠征をして安全に金イクラを持って帰るのが主な仕事になるだろう。無理して海岸に居座ると囲まれてどうしようもなくなるので注意したい。

  • N-ZAP85
     ひとことで言えば、射程の長くなったシャープマーカーといったところか。
     先のブキと同様抜群の安定感と高機動力を以てエリアを広げつつ処理をしていくのが主な仕事になるだろう。
     シャープマーカーと同様に特別火力があるわけではないので過度な遠征居座りは厳禁である。ドスコイに囲まれた日には9割は帰ってこられないと思ったほうがいい。

  • ジェットスイーパー
     シューター種最長の射程を押し付ける、処理に特化したともいえるブキ。
    安全圏から寄るシャケをボコボコにできるのは明確な強みといえる。シューターのためクセが少なく扱いやすいのもよさのひとつだろう。
     とはいえ燃費はかなり悪くすぐ息切れしてしまいがちなので、こまめなインク管理を心がけて立ち回るようにしよう。

  • ノヴァブラスター
     射程を犠牲にしてレートと範囲を手に入れたブラスター。
     高威力広範囲の爆風を撒き散らせるのでザコシャケ狩りにおいて破格の性能を誇る。もちろん直撃も高火力なためオオモノ相手も大概相性がいい。
     その反面、射程がかなり短くなっているため攻撃対象にかなり近づく必要があり、その結果インク切れ等を原因とした倒されるリスクも大きくなる。壁、道を塗るなどして退路を確保した状態で立ち回ったり連携を取って、その破壊力を存分に生かしていこう。

  • ラピッドブラスター
     小さめの爆風をちょっと遠くに飛ばすブラスター。
     これだけだと弱そうに聞こえるが、ブラスター種の中ではクラッシュブラスターの次にレートが高く、大概のシューターより遠くからシャケへの攻撃ができる。
     個人的見解にはなるのだが、射程と発射レートは正義だと思っているためこの位置とした。ジェットスイーパーの評価が高めなのもこの思想があるため。ブラスター種の中ではラピエリの次、ノヴァと2番手を争うくらいの強さな気がする。
     このブキを十分に扱うためには、何より直撃を取る意識が大事だと思われる。爆風が小さいため直撃じゃない部分だけで倒そうとすると質量に押されかねないため、丁寧に相手を狙っていこう。

  • ヴァリアブルローラー
     振り方で感触が全く異なる異色のローラー。
     スプラローラーより若干早い横振りと、大振りでその分射程も伸びた縦振りを駆使して立ち回る必要がある。攻撃力は担保されているので轢き運用も可能。
     如何せん不意に出る縦振りで事故死するのがネックだろうか。ジャンプ振りが癖になっている人は細心の注意を払って扱う必要がある。その分しっかりと使いこなせれば単騎でのハシラやバクダンのスムーズな討伐ができるだろう。

  • ホクサイ
     でかいほうの筆。
     正面きってシャケと相対してもシューターに劣ってしまうため、相手の行軍に対して横からインクを降らすように攻撃するとかなり効果的である。フデ種特有の機動力によって緊急離脱も可能であり、納品するためのイクラが足りない時に遠征したり、味方を轢きながら蘇生するちょっとした無茶もできたりはする。
     オオモノ相手もそれなりに火力が出せるので、周囲を見ながら危なくなりそうなところに駆けつけていく立ち回りができるといいだろう。

  • 14式竹筒銃・甲
     チャージャーの中でも特に癖の強い異色のブキ。
     他のチャージャーにはない圧倒的な連射速度を有するため、近接戦もお手のものとなっている。即撃ちをコジャケやタワー、半チャをシャケやコウモリの弾、フルチャをそれ以上のシャケといった風に、チャージ具合を使い分けることである種万能に立ち回ることができる
     最大火力は低く射程も他チャージャーに比べて長くはないため、最初は扱いづらく感じると思われる。使い込んで慣れていくことで、その真価を引き出してあげよう。
     ちなみに、他のチャージャーと違って貫通能力はない。

  • スクイックリンα
     竹ほどではないがチャージが早く、ちょっとした機動力もあるチャージャー。
     射程の物足りなさは少々あるが、チャージ速度が早めなおかげである程度は立ち回ることができる。それでいて火力は担保されているため、オオモノ処理もスムーズに行うことができる。
     やはり遠方の敵を倒しづらいのは厳しいところがあり、他の大抵のオオモノよりも一歩前に出て攻撃する必要が出てきたり対空がしづらい場面も出てくる。前めに出る場面と引く場面を見極めて立ち回る必要があると思われる。

  • ヒッセン
     何故か3になって形が変わった。まあこれも筆洗ではあるけど。
     なんといってもスロッシャー種最速の振り速度が魅力。これによりザコシャケの掃討が非常に楽。特有のベチャッとしたインク塗りにより数にも対応できる。
     対空はまあできなくもないが射程の短さゆえできて精々バクダンに跳んで当てるくらいなので、そういった場所の相手はおとなしく他の長射程に任せたほうがいい。

  • スクリュースロッシャー
     バンカラマッチで猛威を振るう洗濯機。
     渦部分と直撃部分に判定があり漫然と振っていてもある程度のダメージは期待できる。ある程度の射程はあるので先のヒッセンよりも対空がやりやすいだろう。
     しかし、直撃を当てないことには処理が遅れることは必至であろう。幸いシャケも実弾もそこそこ大きいため、ちゃんと狙えばしっかりと当たってくれる。ブラスターの下位互換的な使い方になってしまわないよう、ある程度慣れておきたい。

  • ハイドラント
     最高峰のDPSを誇る超長射程スピナー。
     チャージ自体はべらぼうに遅いものの、ひとたび発射すれば高火力の弾をめちゃくちゃに撒き散らす固定砲台と化す。ザコシャケ、オオモノはもちろんのこと、ヨコヅナ相手もこのブキは張りついて狙うことを推奨されているくらいである。
     その圧倒的火力と射程の犠牲として、移動性能が壊滅的である。特に使い慣れていないと、ザコシャケ等に接近された際何もできずに落とされることも少なくない。
     周囲のブキがフォローしてあげることも大事だが、そのポテンシャルを十二分に生かすためにもある程度は慣れていきたいところ。
     ちなみに、一周チャージする間に弾を発射すると、チャージ量に応じてダメージが変動する。この仕様に慣れれば、一人前のハイドラント使いといえよう。

  • パラシェルター
     見た目とは裏腹にパワフルな立ち回りができるブキ。
     複数の飛沫をショットガンのように飛ばすタイプのブキであり、全弾命中させることで凄まじい火力が出る。オオモノ相手にも遅れを取ることなく処理をすることができ、盾部分を展開すればシャケ以下の相手なら轢くことも可能。
     やはり単発系の宿命というべきか、しっかりと相手を狙わなければ処理が間に合わず囲まれてしまうことがネックとなる。その点についても盾の展開である程度フォローは効くが決して万能ではない。落ち着いてエイムを合わせて攻撃するのを意識しよう。

  • トライストリンガー
     今作から登場したストリンガー種のひとつ。
     かなり長めの射程からドスコイを1発で倒せる弾を発射できるのはかなり強い。具体的にいうと、アラマキ砦の高台からフルチャが海岸まで届くくらいには射程が長い。
     普通のシャケに対しても、半チャ+ちょい溜めで弓1本で倒せる火力になるのでそこそこ戦える。私自身最高ウデマエを更新した際にひしひしと"強さ"を感じさせてもらっていた。ありがとうトライストリンガー。
     塗りに関しては弱いと評せざるを得なく、一度不利をとると逃げるのもしんどくなるため、早めにスペシャルを吐くなどして対処していきたい。

  • ドライブワイパー
     今作新登場の、ワイパー種の基本となるほうのブキ。
     超接近戦限定ではあるが、機動力とかなりの火力を有している。刀身をしっかりと当てることでさまざまな相手に対応できるだろう。飛沫部分も、溜めることで普通のシャケを1発で倒すことができる。
     このブキを持った時のあるあるとして、接近された時に溜めずに振りがちだと思われるのだが、一歩引ける状態なら下がって溜め切りをしてみると打開しやすいのではないだろうか。

A:平均的ポテンシャルのブキ、上位ブキと比べると物足りなさを感じる部分もある

  • プロモデラーMG
     高い塗り効率を誇るシューター。
     集弾率は最悪だが、逆に言えば広範囲をカバーできるため下手なブキよりはシャケの行軍を食い止めやすい。オオモノ相手も接近してしまえばかなりの火力を出すことができる。
     如何せん射程のせいで自らを危険にさらし続ける必要はあるため(ボールドにも同じことを言えるがあちらはDPSが一段上なのであまり問題にならないがち)、あまり無茶はしないようにしたい。敵は近づいて倒しに行きたいが、塗り能力的にエリア確保の要ともなるなんとも難しいブキである。

  • わかばシューター
     皆が一度は使ったであろう、こちらも塗りが厚いシューター。
     処理能力が大事なサーモンランにおいては、集弾率の悪さだとかダメージ量において物足りなさを感じることがあるかもしれない。しかし燃費は他のシューターを凌駕しており、前線維持能力に長けている。
     機動力も優れているため、とにかく生き残りながら粘り強く戦っていく意識を持って立ち回っていきたい。

  • L3リールガン
     他に類を見ない3点バーストのシューター。
     一度照準を外してしまうとリカバリーがどうも難しいように感じてしまう。特にシャケたちに接近された場合の緊張感がすさまじい。射撃レート自体は優秀であり火力も高いため、落ち着いて対処するのが望ましい。
     塗り能力はシューター種相応にしっかりとあるため、エリア確保も怠らないようにしたい。

  • プライムシューター
     少し射程が長めな丸くまとまったシューター。
     長射程シューターとして丁度よくまとまっており万人に使いやすい性能をしているため、正直Sに置いてもいい気がしてきた(最高レート更新のお供になったブキなのでかなりポジっている)。
     人によってはこのブキに対して物足りなさを感じる人もいると思われる。主に射程か火力においてどちらかに振れていたらなあ、と感じたことはないだろうか。
     時には一歩引いた場所で支援をするような立ち回りをしたり、時には前めに出て率先して処理を行ったりすることで、チームの潤滑油的な器用な立ち回りをしていければベストかと思われる。

  • .96ガロン
     射程と火力とついでに弾のブレを手に入れた長射程シューター。
     ことサーモンランにおいては、通常の対戦で猛威を振るう高火力が過剰になっているところもある。そしてなにより弾がブレすぎて射程スレスレの位置にいる相手に対して弾が当たらないなんてこともある(尤もシャケは向こうから寄ってくるため勝手に当たりやすくなりがち)。ジャンプ撃ちしていたらなおさらだ。
     しかしながら、ドスコイを5発で倒せるのは明確な強みでありドスコイの割合が増える高キケン度においてありがたみを実感するのではないだろうか。積極的に彼らの掃討を担当することで、盤面の負担を少なくしていくことを意識したい。

  • クラッシュブラスター
     ノヴァブラスターから単発火力をとった代わりにめちゃくちゃなレートを与えられたブラスター。
     ローラー種以外でのコジャケ清掃では恐らく右に出るものはいないであろう。連発性能のおかげで雑に撃ってもザコシャケ相手はなんとかなる点も魅力のひとつだろうか。
     ただ、あまりに撃ち放題なためすぐインク切れになってしまう。ブラスター種のさだめとしてタワー遠征に赴くことが多くなりがちなため、何も考えずZR行軍をしてインク切れ、囲まれて終了とならないように注意はしていきたい。

  • ホットブラスター
     ブラスター種のなかで基本的な性能を持つ。
     対ザコシャケにおける中距離での制圧においてはかなりの強さを誇る。また、ほかのブラスターが短射程/長射程に寄っているため、単純な取り回しでいえばカテゴリの中でいちばん使いやすい人が多いと思われる。
     反面、並の攻撃範囲で少し踏み込んだ立ち回りをしなければならないのは不安要素として常に付きまとう。ピンチ時のアドリブ力はシューター種ないし短射程ブラスターよりは劣るため、広い視野を持ちながら前に出るようにしたい。

  • ロングブラスター
     ホットブラスターをそのまま長射程に改造したブキ。
     安全圏から直撃や爆風でさまざまなシャケを処理することが可能。ラピッドブラスター系と比べた時には爆風の大きさがアドバンテージとなる。特に対ハシラにおいてはこちらの方が対処しやすいのではないだろうか。
     その反面、無限の硬直に付き纏われるのはストレスとなるだろう。レートの低さも相まってピンチ時に弾を外してしまうと大変なことになりうる。また、癖でジャンプ撃ちをしている人だとハチャメチャに弾がブレてしまい碌に当てられない、なんてこともある。
     ブラスター種は、射程が長いものは特に、地に足をつけて弾を撃つのを念頭に入れていきたいところ。

  • カーボンローラー
     機動力に全振りしたような軽量級ローラー。
     サーモンランにおいては、シャケを轢いて倒すことができないという致命的な弱点を抱えている。これだけでローラーとしての役割を7割ほど持っていかれている気がする。
     ただ、振り自体はちゃんとシャケを倒せて、ドスコイは横振り2回+轢きで倒せはする。ヒカリバエの時も轢きで対処はできるため、ザコシャケ散らしというローラーとしての役割は果たせるだろう。他のローラーとは違って、振りを中心に立ち回ることを覚えたい。コジャケは轢こう。

  • パブロ
     全ブキ中最高峰の機動力を誇るブキ。
     とにかくステージを素早く移動できるのが強み。本来取らないような海岸の金イクラも回収に手間取らないのはこのブキのアイデンティティだろう。
     機動力に全振りしているため、シャケの処理には手間取ってしまうのが難点。火力自体ヒト性能に依ってしまうためDPSの期待値はかなり低くなってしまうことがある。
     少しでも火力貢献度を上げたいなら、ホクサイの項でも述べたように横から降らすようにインクを撒くといいと思われる。

  • ソイチューバー
     チャージキープの長さが特徴的なチャージャー。
     前に出過ぎないのに越したことはないので、正直チャージキープを有効に使うことはあまりないだろう。あるとすれば遠方のバクダンに溜めたまま駆けつけやすいといったところか。
     しかし、このブキの真価はチャージしきらずとも火力を出せる点にある。継続火力がほしいならチャージせず連打して、瞬間火力がほしいなら本来のチャージャーのようにフルチャを当てていくといい。
     トンチキな運用を必要とするが、使いこなせればチャージャー種でもかなり器用に立ち回れるだろう。

  • スプラチャージャー
     標準的なチャージャー。
     全ブキトップクラスの射程をもってオオモノ相手に火力を与えられるのは魅力である。
     しかし、標準的すぎる故物足りなさを感じる場面も多々ある。ドスコイを1発で倒せないのは分かっていてもバグか?と思ってしまう。
     チームの負担を減らすために、盤面をよく見て迅速なオオモノへの対応を求められるブキになっている。

  • バレルスピナー
     スピナー種の中でも平均的な性能を有する。
     弾幕を張っている最中の速度もそれなりにあり、射程に対するDPSが高めである。安全圏からの処理もしっかり行えるだろう。
     近づかれた時には、半チャで対処すべきかフルチャでいけるのか、あるいはしっかりと逃げるべきか等を即座に判断していく必要がある。チャージに慣れるのには使い込みが要るが、ぜひとも慣れたいところ。

  • ノーチラス47
     チャージキープが可能なスピナー。
     スピナーにおけるチャージキープのありがたさはチャージャーより大きく、上手く立ち回ればチャージ状態をずっと維持したままステージを駆け回ることも可能となっている。息切れしづらさがこのブキの魅力だろう。
     そのブキスペック故、個性を十全に活かせない運用方法だとバレルスピナーの下位互換となってしまうため、仕様をできるだけ使いこなせるようにしよう。

  • スプラマニューバ
     マニューバ種の中で標準的な性能。
     撃ちながらBボタンを押すことでスライドし、射撃レートが増加する。相手の攻撃を避けるのにも優秀なため、攻防一体となって行動である。
     大概のマニューバ種に言えるのだが、スライドをしていない状態だと照準もブレがちになってしまうため、特に固い敵を狙うときにはスライドをしっかりと挟むようにしたい。

  • クアッドホッパーブラック
     機動力高めの中射程マニューバ。
     最大4回連続でスライドが可能なため、不利状況の脱出にはかなり長けている。射程もそこそこありDPSもしっかり出せるため、割となんでもできるブキとなっている。
     とにかくスライドをたくさんしたくなるが、インク切れに細心の注意を払わないとすぐ息切れしてしまう。現状のインク量と相談しながらしっかりと立ち回ろう。

  • ケルビン525
     マニューバ種の中でも珍しく、のっぺりとした感じの動きが特徴。
     スライドすることでレートは上がらないが、代わりに弾の威力が上がる。その点でいうと、スライドが火力向上に直結するのは他のマニューバ種と変わらない。その射程を生かして火力を押し付けるのが主な仕事になるだろう。
     燃費は悪い方なので、タイミングを見計らったスライド射撃をできるようにしよう。

  • スパイガジェット
     盾を貼ったまま射撃のできるシェルター。
     割れない限り正面からの攻撃をほとんど無効にできる。そのため比較的安全に前に出ながらシャケを倒しにいくことができる。
     その代わり、DPSがそこまで高くないのがかなりネックになるだろう。盾自体も耐久力があるため、割れてしまうと一気にピンチになる。また、正面以外からの攻撃は防ぎようがないので過度に信用するのも禁物である。

B:ブキ性能に物足りなさを感じることが多い、使いこなすには十分な練度、開拓が必要

  • H3リールガン
     より射程が長くなったリールガン。
     1バーストの火力はかなり高く、射程もシューターの中では長めである。
     しかし、撃ち終わった後の長い硬直が、 リールガン元々の使いづらさと相まってかなり足枷になっているように思える。恐らく全ブキ中トップクラスの扱いにくさではないだろうか。
     試し打ちやナワバリバトル等で感触を掴みながら、ある程度慣れていきたいところ。

  • ボトルガイザー
     タップ撃ちとフルオートで性能が全く異なるブキ。
     パブロを使っているときにも感じると思うのだが、いかんせん連打が大変すぎる。標的をしっかりと照準に捉える必要があるため尚更大変である。オート撃ちで妥協しようにも、火力が低いのはまだしも塗りが全然できないのが厳しいところ。
     動き回りながら扱うのは難しいだろうが、落ち着いて攻撃を敢行すればしっかりと火力は出せるブキである。味方との連携を大事にしながら立ち回っていこう。

  • バケットスロッシャー
     標準的なスロッシャー……のはずなのだが、いかんせん火力がほぼヒッセンと同じなのが使いづらさを感じさせるのではないだろうか。
     早いとも言いづらい振りでドスコイを倒すのに4発かかるというのは、使っていて物足りなさを感じる大きな要因だろう。他のオオモノに対しても格段に有利を取れる相手が少ないのも逆風の要因だろうか。
     しかし、シャケ以下の掃討においては持ち前の射程やダメージが生きる。オオモノを倒しにいく味方のサポートを重点的に行えば、しっかりと役割を果たせるだろう。

  • デュアルスイーパー
     マニューバの中でも最長の射程を有する。
     マニューバ種の中で唯一、スライド後のDPS増加が無い。加えて元々の火力も高くないため、シャケを倒すのも一苦労である。バンカラマッチではあんなにも強いのにどうして……?
     筆者が尖った性能をより好む傾向にあるというのもあるが、器用貧乏の行き着く先といった印象が拭えないブキである。同系統だったジェットはあんなにも躍動しているというのに……
     立ち回り自体は中射程シューターと同じようにステージを駆け回るように動くといいだろう。クセ自体はかなり少ないため、安心して使えるのはアドバンテージだろう。

  • キャンピングシェルター
     盾が大きくなり、より味方を守りやすくなったシェルター。
     機動力がない、火力も高くない、パージした傘がどっかに飛んでいくといった三重苦を背負う悲しみのブキ。レートが壊滅的なので、一度射撃を外した時にピンチになりやすいのがキツいところ。そこで大きな盾を貼ってリカバリできるのが強みだが、生憎ずっと貼り続けることはできないし、ドスコイ以上の敵には有効に作用しづらいのが現状。
     盾展開をうまく使いこなすことができれば、持ち味である粘り腰の強さを発揮できるのではないだろうか。

  • LACT-450
     塗り性能が大幅に強化されたストリンガー。
     弓に求められているであろう火力がごっそり持っていかれており、取り回しに重大な影響が出てしまっている。ドスコイはまだしもバクダンを1発で処理できないのはかなりの弱みではないだろうか。
     一応、チャージをせずに接射をドカドカ当てれば火力は出る。しかし周囲に注意しなければ囲まれてしまい、やられること必至である。盤面に貢献するには、相当な知識と練度が必要となるだろう。ストリンガー然とした戦い方より、近接戦を意識してみるといいかもしれない。

おわりに

 今回のTier表は、さまざまな人の意見を聞きつつ基本は私自身の価値観をもとに制作したものです。

 一般論からそこそこ離れた評価もあると思われます。実際、デュアルスイーパーの評価の低さは割と思想が強めな雰囲気があると思っており、他の人だったらもっと高く評価しそうだなあと見ています。
 加えて私自身が2からの出戻り勢なので、ブキによって解像度が露骨に変わってしまっているところはあります。何回もシフトで経験することで、評価が変わる事もありそうです。
 そのため、いろんな人に自分の思うブキへの考え方をアウトプットしていってもらいたいな〜と思います。評価されながちなブキでも考察が進めば独自の強みも見えてくるはずなので。

 といったところでこの記事を締めさせていただきます。みなさまのバイトがよりよいものになるのを願っております。

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