2017.04.02 東武日光線
相変わらず就活真っ只中。遠方の面接には三脚とともに赴き、今後の活躍を祈られていた。とはいえ就活がない日は無職そのもの。授業と金がない代わりに、時間と車はあった。近場の東武電車に目をやると、6両の特急きりふりこと300系がこの4月で引退。となれば4両編成の350系もいつまであるかわからない状況。これは行くしかない。ほとんどノーリサーチで、友人数人と朝から北に進路を取った。
ノーリサーチは時間の配分に綻びが出る。栗橋ですでに350系に追いつかれそうになっていた。ここは東北線と東武が交わる場所だけあって、ずっと列車が通っている印象。飽きがこなくてとても良い。迎えたのは日光に向かう特急きりふり。東武伊勢崎線沿線で生まれ育った私としては「急行南会津」の印象が強い車両である。撮れた写真はうーんピン甘。どうもうまくならないもんだね。
さらに深追いし、昼頃には鹿沼に着いていた。撮影地などほとんど頭にないエリア。とりあえずロケハンをしていると、川向いの線路を撮れそうな場所があった。ちょうどよく巡光。後追いではあるがパシャリ。その後は少し時間を潰して、下小代の小さな踏切から手堅く編成写真を抑える。曇ってはきてしまったが仕方ない。
最後は下小代駅近くで面縦風に撮影する。6050系もこの春登場予定だったリバティにより廃車となるのでは?と勘ぐって、2連区間ではあるが丁重に記録。次いで100系も、過去の塗装から一転すけべ椅子のような塗装になってしまったが、東武特急の花形スペーシアとしての車体はそのまま。こちらも記録。最後は本命特急きりふり。一度は曇った空も再び夕日が刺してきた。最高の光線を浴びて、350系も舞台に登場。こんどこそピンはばっちり。しっかりと切り取った。