見出し画像

埼玉西武ライオンズ2022

ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます。

2022年の日本プロ野球も、オリックス対ヤクルトの日本シリーズを残すばかりとなり、他の10球団は来シーズンを見据えた再始動の時期に入りました。

私が40年来応援している埼玉西武ライオンズは、レギュラーシーズンがパシフィックリーグ3位、3季ぶりに出場権を得て挑んだクライマックスシリーズは、西武ファン皆が記憶を失うくらいコテンパンに2位ソフトバンクに敗れシーズンを終えるに至りました。

2021年のリーグ6位に比べれば上出来な順位なんですが、9月頭までは優勝の可能性も充分にあり、ラストのズルズル7連敗などがなければもうちょっと上に行けたのかな?などと若干消化不良でありました。

自身の公式戦現地観戦成績も3勝9敗1分と惨憺たるもので、一時は「自分が見に行くから負けるのでは?」と落ち込むくらいでした(苦笑)

とはいえ、何人ものレオ仲間と共に観戦する機会に恵まれたのは幸せなことでしたし、10/1の対ソフトバンク戦では、山川穂高選手のサヨナラ優勝阻止本塁打で久々の勝ち試合観戦ができ、翌10/2の最終戦の対日本ハム戦でも、敗れはしたもののベテラン中村剛也選手の本塁打を見られて、割と良い思いでシーズンは終えられましたが。

さて、クライマックスシリーズ敗戦と同時に2017年からチームを率いてきた辻発彦氏が監督を勇退し、松井稼頭央氏が新監督に就任しました。

辻監督の6シーズン、優勝2回、最下位も1回と浮き沈みはありましたが、総じて楽しかったです。就任前年までの3年連続Bクラスから引き上げ、優勝争いができる、発展途上ながら良いチームにしていただき、本当にありがとうございました。

1980-90年代の黄金期を知る辻さんからしたら、なかなか思い通りの野球ができない不満もあったかもしれないですが、選手を信頼して、負けがこむ時期でも非難をせず前向きに次を見据える姿は、リーダーとしての一つの理想像だと思います。

そして、松井稼頭央新監督。西武、MLB、楽天、晩年に西武へ復帰して、通算2705安打という選手としての伝説級の実績と、4年にわたる二軍監督、一軍ヘッドコーチとしての経験をどうチームに反映していくのか、とても楽しみです。ぜひ、2008年以来遠ざかっている日本シリーズ出場、日本一に導いていただきたいと思います。

これから年末に向け、選手やコーチ陣の去就に焦点が移り、悲喜交々のドラマが待っていると思いますが、いちファンとしては見守るしかできません。どうか、来年以降のライオンズが強く楽しいチームになるためのベストな結果となること、これだけを祈ります。 

またお付き合いをよろしくお願い申し上げます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?