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勉強はどこででもできるはウソ

勉強はやる気があればどこでもできるという人もいますが、それは嘘だと思います。
勉強するには、それなりの時間と環境、金、情報が必要だと思います。
頭が良ければなんとかなる、そんなの本人のやる気と努力次第だという人もいるかもしれませんが、それは昭和までの話で、今の時代は特に良い結果に結びつけるには、勉強をする時間、勉強するための環境、それらをそろえるための金がないと限界があるのです。

最近で言うと、コロナ禍になって、学校もオンライン授業などに切り替わりましたが、お子さんが何人もいらっしゃる場合、人数分のPCを準備となると、経済的に厳しくなった家庭も多くあっただろうと思います。
ひと昔前であれば、教科書と紙とペンがあれば勉強なんてできると言う方もいらっしゃったかもしれませんが、まあー今の時代、今後は一層それでは限界があるようになったのです。
ついでにいえば、先日会社のパソコンの調子が悪くなって仕事がはかどらなくなった話はしたかと思いますが、パソコンがないと、今の時代、仕事も勉強も出来ない場合の方が多くなったのです。またパソコンだけがあっても、ネットワーク環境がなければ、やり取りができないので意味がない場合も多くなったのです。
言い方を変えると、PCとネットワークの環境があれば、どこでも勉強も仕事もできるチャンスが増えたということも言えるかもしれません。

ただ、最近思うのは、勉強にせよ、仕事にせよ、とりあえずやってみるというより、やる前の心の準備、やるための環境の準備、事前の情報収集などの準備時間、準備金が昔に比べて必要になったのかなと思います。とりあえずやってみるというより、十分な検討、準備をしたうえで、やる価値があるのかないのか判断して、そして本格的にやってみるになるのかなと。。。。そのため、準備すらできる時間、環境、もしかしたら捨て金になるかもしれないお金がない場合は、スタートラインにすら立てないというのが今の勉強するということなのかなと思っています。逆を言えば、色々な意味で準備が十分にできる環境にいる人は、昔より効率よく勉強もできるようになる可能性が高くなったと言えると思います。

そんなこともあり、特に子供の場合、昔以上に経済的に貧しい環境下の子供が学力が低くなる傾向にあるようになったのかなと思います。また、地域格差も昔に比べて大きくなったと思っています。そのあたりのことは、また別のところで詳しく書こうと思ってます。

話は変わりますが、日本語を勉強したいという目的のある方は、経済的に裕福な方も多くいらっしゃるかと思いますが、そうではない方も多いと思います。裕福な方にとっては世界中どこにいても気軽に勉強できるようになったかと思いますが、そうではない人は、なかなか厳しいところもあると思います。

それらの溝を埋める施策とは?

色々考えてしまいますがなかなか難しいですね。。。。

その辺のことはまた考えがまとまったら、格差をテーマにした話のところで書こうと思います

今日はこの辺で

最後までお読みいただきありがとうございます。

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