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妖精さんと妖怪さん

「妖精さん」という言葉を知っていますか?

会社にいる「働かないおじさん」のことで、朝早くに出社して、食堂で、新聞読んで、朝食食べて、始業時間になったら話しかけようとしたら、自席にいると思ったら、あれ?いないと、いたと思ったらいない?あらもう定時過ぎている、あらもう帰宅している・・・・というタイプの働かないおじさんのことです。

ようは毎日なにやっているのか???なのです。。。

たぶん仕事はないのです。。。。

そして、部下もいなければ、上司もいないのです。

でも、お給料は沢山もらえているのです。

ある意味幸せな身分ですが、彼らの下手したら半分以下で働いている若者にしてみたらたまったもんじゃないおじさんなのです。

しかし、妖精さんは誰もがなれるわけでないのです。色々な意味で選ばれた方だけの特権だったりするのです。要は、妖精さんが居座りたいと思える環境、また居座らせておけるブランド力、財力、体力のある大変良い会社だからなのです。個人的な見解ですが、妖精さんはもともとはデキル人も多かったりします。あと長年の経験値は豊富だったり、ニッチなこと、職人的な発想、頭が良い人だったり、妖精さんだからのネットワークも持っていたりの人も実は多かったりします。なので都合がよいときは仲よくした方が妖精だからこその不思議な魔法が使えたりするので大変便利だったりもするのです。

では妖精さんになれなかった人はどうなっているのでしょうか?組織、性格にもよりますが、「妖怪さん」になっている場合もあるのです。妖怪さんというのはどういうものかというと、過去の栄光にしがみついて、周囲のメンバーと摩擦を生み迷惑を掛けるなど実害のある、結果働かないおじさんというより、他人のモチベーションをさげてくれるかなり迷惑な存在をそう呼ぶのだそうです。正直、妖精さんよりタチ悪いです。ただ、近年は実害があるタイプのため、ブランド力、財力、体力がある会社でも妖怪さんの場合「追い出す」ということを行う組織もありますが、「敵は妖怪」、追い出そうとした方が負けて出ていく場合もあるのです。
また、特に近年は「活動的な妖怪」の場合、あらゆるところに過去の栄光を振りかざして出没しだしているので実害は広域になりつつもあります。
また、妖怪さんは、「過去の栄光」という意味のわからない自信はあるので、一見前向きでできるおじさんと勘違いしてしまうのですが、何度も言いますが、妖精さんよりどこにいても基本たちは悪いのです。

妖怪と妖精の大きな違いは、「過去の栄光にしがみついているか、いないか」なのかなと思ってます。

しかし、妖精さんだと思っていた人が妖怪さんだったり、妖怪さんだったひとが妖精さんに変身することもあるのでそのあたりは、環境にもよるのかなとも思います。

と言いながら、年を食っていくごとに、明日は我が身と思うところもあり。
また、自身は、昔は普段は「妖精さんは放置」「妖怪さんは関わらない」が正解だと思ってたのですが、いい年になるとそうもいかず、妖精さんの仲間になれるわけでもないし、妖怪からは、年齢を積み重ねれば重ねるほどいじめられるけど自身は妖怪にはまだなれず、たぶん一生なれず、日々疲弊していくという生活を送りつつあります。

また、大きな会社に所属していた時は、結局のところ、妖精さんを見て見ぬふり、妖怪さんを放置できるように、周りのメンバーが助け合っていたのです。しかし、組織が小さくなると、そこに限界があり、挙句自身の年齢も上がってきて、妖精さん、妖怪さんとの年齢差がなくなるにつれ、「お世話をする」か、「戦う」か、「仲間になる」か「逃げる」かのどれかを選ばなければならなくなったんだなと思う日々を送ってます。

今回の話は、会社における妖精さん、妖怪さんの話でしたが、実は社会にも妖精さん、妖怪さんはいると思っています。皆様から愛される人間になりたいとか、社会の役に立ちたいとかいろいろな思いは誰しもがあるかと思いますが、まずは社会の妖怪にはならないように、せめて社会の妖精でいなければとは思っています。

また、妖精さんと妖怪さんは日本だから発生させてしまうのかな?そんなことも考えてもいます。

とりとめのない話ですが、今日はこの辺で


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