2023年GWコンテンツ記録(3/9)

GWを有意義に過ごすために、

  • 映画を1本鑑賞

  • ゲームを1作プレイ

  • 本を1冊読む

  • 舞台(ミュージカル)作品を1作鑑賞

を毎日行うことに決めた。せっかくなので、自分用の日記として、一口感想を添えて記録を残す。もちろん、毎日映画館や劇場に行くのは難しいので、映画や舞台は自宅で映像で観るのも含むし、ゲームや本は1日で終えるのは難しいので、クリアや読了には拘らない。

映画:すずめの戸締り

ヒットメーカーの新海誠監督の最新作。かなり前から公開されているものだが、ロングランで上映されていたので映画館で鑑賞。ボーイミーツガールの冒険活劇としては万人が楽しめる作品になっていると思う。九州から東北まで日本を縦断し、その土地土地で魅力的な人達に出会い助けられながら旅を続けるというロードムービーとしても楽しい。テーマとして災害が描かれているが、人が克服できる対象として災害が描かれることは是非があるかもしれない。また脚本や設定の詰めが甘く、主人公が草太に惹かれて助けるために無茶な行動をする動機が弱いように思ったし、ダイジンや要石周りの設定やいきなり人間が椅子になったりする展開は強引に感じた。それでもエンタメとしては十分に及第点以上と思う。

ゲーム:GOODBYE WORLD

インディゲームクリエイターを題材としたアドベンチャーゲーム。小作品で2時間弱で終わるが味のあるゲーム。ドット絵で描かれるストーリーの合間にレトロなアクションパズルゲームが挿入される。このゲームパートはプレイ途中では必要なのか?と疑問がわくときもあるが、最終的にストーリーで綺麗に回収される。途中から結構難しいのだけど、クリアしても、できなくてもゲームが進行するのはこのゲームには合っていると思う。クリエイターにとって自分が作りたいものを作るべきか、売れるものを作るべきかというのは永遠のテーマだ。

本:もの思う葦

太宰治の随想集。少し前に「斜陽」を再読して改めて太宰の魅力を感じたので、小説以外の文章を読んでみた。やはり一癖も二癖もある人で、世の中で良いと認められているものでも、自分が良くないと思ったらはっきり言うし、自分の作品が批評されたら言い返さずにはいられない繊細さがある。如是我聞を読む感じだと、太宰がSNSのある時代に生きていたら炎上に次ぐ炎上だっただろうな。

舞台:愛聖女(サントダムール)

愛希れいかが退団してからの活躍が著しく、ファンとしては嬉しい限りなので、在団当時娘役トップとしては異例の公演主演を務めた愛聖女を改めて観た。今回の月組公演で退団したメンバーも多く出演しており、そうした意味では楽しめたのだけど、脚本・演出はひどいの一言だなあ。バカップルとかオーケーグルグルとか流行りものを取り入れましたというネタや、下ネタやハゲいじりなど宝塚で扱うには適さないネタのてんこ盛りで、月組生が可哀そうになってしまった。今度の月組公演も齋藤 吉正氏の作・演出なんだけど、不安しかない。。

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