2023年GWコンテンツ記録(1/9)

GWを有意義に過ごすために、

  • 映画を1本鑑賞

  • ゲームを1作プレイ

  • 本を1冊読む

  • 舞台(ミュージカル)作品を1作鑑賞

を毎日行うことに決めた。せっかくなので、自分用の日記として、一口感想を添えて記録を残す。もちろん、毎日映画館や劇場に行くのは難しいので、映画や舞台は自宅で映像で観るのも含むし、ゲームや本は1日で終えるのは難しいので、クリアや読了には拘らない。

映画:ブラック・ミラー: バンダースナッチ

これは映画ではないかもしれないけど、Netflixのウォッチリストにずっと入ったままだったので鑑賞。というか、インタラクティブな作品で選択肢を選んで物語が分岐するのでゲームに近い。ブラック・ミラーのドラマシリーズはかなり好きで期待があったけど、本作は期待したほどではなかったかな。メタフィクション的な展開は、擬視感が強かった。

ゲーム:Milk inside a bag of milk inside a bag of milk

特徴的なタイトルと内容でインディゲームとしては、それなりに話題になっていた作品。牛乳を買いに行くというそれだけのテキストアドベンチャーで、選択肢も少なく10分~15分でクリアできてしまう。精神的に病んだ人のように妄想が現実に侵食しているような世界観が特徴。

本:一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書

タイトルは流石に盛り過ぎだが、年号が出てこないことや、大まかに歴史の流れを追うことができることでわかりやすいとは思う。インフレやデフレなどの経済的な要因がいかに歴史の転換点に寄与しているかというのが、個人的には興味深いと感じた。

舞台:殉情

谷崎潤一郎の代表作の1つ「春琴抄」を舞台化したもの。原作は(たぶん)未読ながら、お話は有名なので知っていた。盲目ながら美貌で琴の名手の春琴が、その傲岸不遜な性格から恨みと嫉妬を買い、顔に火傷を負わされてしまう。春琴の身の回りの世話をしていた佐助は、醜い顔を見られることを嫌がる春琴のために自ら目を潰して盲目となる。この原作のプロットは、天才的という他ないと思うので、なるべくこのプロットを綺麗に見せるように脚本・演出をすればいいと思うのだけど、本作は余計な物を付け加え過ぎという印象。Youtuberの現代パートも、コメディ的な演出も原作の良さを殺す方向にしか機能していないと感じる。

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