Antutu Benchmarkの3DBenchがLiteになる現象(?)について
TL;DR
v9ではRAM6GB未満の端末は強制的にLite版がインストールされる。
きっかけ
先日、Pixel 3を購入したので性能テストがてらAntutu Benchmarkを導入した。有線で落とした方が早いのでパソコンで3DBenchとAntutu本体をダウンロードしたのだが、どうも様子がおかしい。
3DBenchを導入しているのにも関わらず、ダウンロードボタンが表示される。双方を再インストールしたが、結果は同じだった。
試しに元々持っていたMi Note 10でベンチマークを行ったところ、正しく実行されている。相性が悪いのだろうか。
手持ちの一部端末で3DBenchの種類がどうなるか確かめたところ、次のようになった。
通常版が動作したもの
・Xiaomi Mi Note 10 (730G/6GB/128GB)
Lite版を要求されたもの
・AQUOS R2 (845/4GB/64GB)
・AQUOS R Compact (660/3GB/32GB)
・Pixel 3 (845/4GB/64GB)
・Xperia XZ2 Compact (845/4GB/64GB)
・Xperia XZ1 Compact (835/4GB/32GB)
それぞれスペックもバラバラ、OSバージョンも上は12、下は9と様々なのだが、これらを分けるステータスは二つある。
・ROM容量
・RAM容量
答えは近くに
困りながら公式サイトのダウンロードページをよく見てみると、小さく文字が書かれていた。
Applicable to devices with 6GB RAM and above
訳すなら「6GB以上のRAMを搭載した端末で使えるよ!」と言ったところだろう。
つまりLiteになるか否かは「RAM搭載量」ということだった。
どうやって3Dベンチするの?
一つは「Antutu v8を用いる」ことだろう。残念ながらv8は公式で配布されていないが、ミラーサイトに転がっているものを利用すればインストールすることが出来るだろう。(自己責任で)
ベンチマーク結果は年々インフレしているらしく(特にUXが顕著?)、3D通常のv8系と3DLiteのv9系でベンチマーク結果が同じになった端末もあった。そのため単純な比較はできないが、少なくともv8同士でなら比較することが出来るだろう。
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