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肌寒くなってきましたね

 「肌寒くなってきましたね」
 昨日、ご近所さんに声をかけられました。確かに随分と涼しくなってまいりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 わたしはちゃんと先を見越して就職できるか挑戦した方がいいのかなと考えたり、しばらく病院というものに行っていないので検診を受けた方がいいのではとぼんやり思ったり、若い友人が亡くなって体調を崩したり、関東の方に遊びに行ったりしていました。相変わらず激動すぎる。

 そんな中でもパブリックアート巡りは続けていますのでどうぞよしなに。

 そうそう。別でnoteも始めました。こちらは作家さんごとに作品を制作年でまとめています。

 手前みそながら、かなり見やすく仕上がっています。ただエンタメ性は低いのです。気になった作家さんだけでもご覧くださいませ。

 宣伝はそこそこにして、最近大いに頷いたことをふたつ。

青い鳥がいなくなったから

 青い鳥と聞いてメーテリンクが最初に浮かぶのは超知識人で、今やtwitterの鳥を思い出す人が多いのではないでしょうか。その鳥も姿を消して数ヶ月が過ぎてしまった。

 X(旧twitter)もさまざまな改革がなされ、古参ツイッタラーのわたしとしてはかなり使いづらくなったなというのが正直なところです。ただ、非課金無知識のわたしが「使いづらいなー」と感じるなんていう適当なところではなくて、最近のXは何となくトゲトゲしていて。心がささくれ立っている時に開いてしまうとよくない気持ちにさせられることが何度かあるので意識的に見ないようにもしています。

 そんなことを美術に携わる友人にもらしたところ、
「青い鳥がいなくなったから」
と言われました。

 あのキャラクターがいたことでどんな悲観的な内容であっても楽観的なスパイスがちょっと加えられていたはず。それがデザインがこの世に必要な理由である。

40歳が近づいてもこんなに楽しいことがある

 先日、関東に姉と旅行に行った。つくばから初めて一人でレンタカーを借りて、袋田の滝まで行った。帰りまで240キロほど。大冒険だった。

 翌日は横浜に移動してカップヌードルミュージアムに行った。齢40を超えてからインスタントラーメンを発明したのみならず、カップヌードルを作りだし、宇宙にまで持っていった安藤百福という発明家を紹介する施設。言葉の一つ一つが刺さりまくって瀕死状態になりました。

 ということばかりでもなくて、自分の好きな具材で作れるカップヌードルの制作体験やら安藤百福が食べた世界中のヌードルを食べることができる施設もあって楽しいがたくさんでした。

 マイカップヌードルは作った後、お持ち帰り用に専用の浮き輪みたいな袋に入れるのだけれど、行きしな
「あんな恥ずかしい状態を持って歩けない!」
と言っていた姉が意気揚々と膨らませて
「40歳が近づいてもこんなに楽しいことがあるなんて」
といっていたのが印象的でした。

 わたしは家まで下げて帰ったけど、姉は新横浜の駅でエコバックにしまっていたのも面白かった。


 こんな感じのうっすい話をたくさんお届けしますのでみんな読んでね。

いただいたご支援は全てパブリックアート収集・美術館訪問に使わせていただきます。