目に映るもの全てに興味を示す瞬間がある

こんばんは。今日は夜です。

昨日、またプリティ・ウーマンを観ました。筋はわかっていたので映像に集中できて気がついたのですが、リチャード・ギアの会社の前にパブリックアートがありますね。

会社のシーンの前に挟まるこの画像

建物だけだと印象に残りづらいですが、ランドマークがあると記号的に記憶に残る気がします。それが何かとかは考えなくとも。説明的に利用されるのは面白いですが、日本のドラマなんかを観ていても頻繁に見る手法な気がします。
さて、ではこのパブリックアートが何かという話なのですが。調べてみたらば簡単に見つかりました。検索ワードは確か「LA Red Arch」です。

Googleマップから拝借

似た画角でスクリーンショットできました。花壇は植木から花に変更されていますね。

こちらの作品はアレクサンダー・カルダーの作品で、「4つのアーチ」です。1973年から1974年に製作された作品。カルダーは1976年に亡くなっているので晩年の作品です。実際にみたわけではないので感想は差し控えます。

今日おすすめの街角芸術

本日のおすすめのパブリックアートはアレクサンダー・カルダーのファブニール・ドラゴンⅡです。
ファブニール(ファフニール)とは北欧の方の神話に登場するドワーフ(もしくは人間)のことです。ドラゴン(竜・ヘビ)に変身します。黄金を抱えたことから抱擁するものという意味もあるそうです。Wikipediaを参照しました

カルダーは動く彫刻の始祖とも呼ばれているようで、ファブニール・ドラゴンⅡも風でゆらゆら動く作品です。何気なく見ていた作品ですが、巨匠の作品だったんですね。
愛知県では他にもメナード美術館でカルダーの小さい作品を見たことがあります。

それではみなさん。良い夜をお過ごしください。おやすみなさい。

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