街角芸術倶楽部を発足しました

こんばんは。
どうもご無沙汰しております。

最近のわたし

今年に入ってから、もっと上手にパブリックアートを紹介できないものかと考えていました。noteを利用してみたり、google mapを使ってみたり、いろいろしましたが結局のところBloggerを利用することに落ち着きました。

ご高覧賜われますと幸いです。

じゃあこっちはどうしようね

Bloggerの方は情報を中心に報告しておるので、こちらはこちらで日常とアートなどを絡めた内容を発表します。読み物としての機能がやはりnoteにはぴったりだと思うので。

Bloggerの方に掲載した作品の中で気に入ったものも紹介できたらいいな。とか。友人のいえだゆきなちゃんとコラボでラジオできたらいいな。とか。夢想はするんですが計画力がないので全然形になっていないところです。
まあ、この辺りはぼちぼち。

2023年は最初の1/4で結構沢山の展覧会も拝見したのでその感想も書いたりしてるんですけど、まとめないうちにちょっと精神がグダグダになってしまったのでちゃんとしたのは諦めました。日記がてら書くのの端っこにちょっと載せておいたら成仏してくれるのでこちらの場所をお借りします。

という感じです。

4/14に起こったこと

昨日とても素敵な店員さんに出会って、心がかなり回復しました。3週間ぶりくらいの素敵な目覚め。ばっちり二度寝しました。

今日はやりたかったことを少なめに設定していたので、一応全部こなせたかな。Bloggerの予約投稿ができなかったけど、まだもうちょっと貯金があるので大丈夫です。毎日更新されるからみなさん楽しくみてね。写真が今よりもっと下手なのでかなり見るに耐えないけれども。あんまり沢山撮ってないからごめんなさい。我慢して。

陽が落ちてから買い物に出掛けて、生ぬるいいつもと違う空気を吸っていたらふと何年か前に行った秋田のことを思い出しました。「フジタ(嗣治)が好き」と言ったら秋田出身の友人がご当地の美術館を紹介してくれて、そこには到底動かせず、それだけで美術館を作るに値する、大きな大きなフジタの壁画がありました。わたしは今よりももっと貧乏で、体力にだけは自信があったので夜行バスで横浜へ行き、その日また夜行に乗って秋田へ向かったのです。

早朝に着いた秋田はとても小さな駅で、忙しい時間のはずなのに人が少なくて、朦朧とした意識で見たせいか全体的にグレーっぽかった。どんな順番でどこに行ったかすら何にも覚えていないくらいヘトヘトだったけれど、その絵の色は今でも鮮明に思い出すことができる。わたしはここへ来て、本当に良かった!いろんな感情のがあったけど、その文字はやたらと大きく濃かった。

これは動くことがないだろうから観に行こうと思うものは沢山ある。建物も。大きな絵も。人もそう。わたしは(大きい音が苦手なので)ライブには行かないけれど、少しだけライブが好きな人の気持ちがわかった気がしました。そして、その経験がこんにち、パブリックアートをこんなに好きにさせたのだろうな。

今日嬉しかったこと

テレビを流していたら、山の方で咲いた樹齢数百年(一千年?)の桜を前に男性が、何百年も前の人がこの桜を見て美しいと感じたのだと考えると何百年後かに自分もその1人になるのだと思った、というようなことを仰っていた。なんて情緒の深い。素晴らしい一言を届けてくださって嬉しかった。

スーパーでショールを落としたのに気がついて、振り返ったら男性がそれを拾ってくれていて、持ったまま周りを見渡していた。わたしのです、と手を上げたら何も言わずに渡してくれて、すぐその場を立ち去られた。こんなご時世なのに拾ってくださってありがとうございました。嬉しかったです。

開館十周年記念特別展示 『極楽鳥』の感想

東京丸の内。KITTEにある東京大学の博物館インターメディアテクで極楽鳥展を観ました。

この展覧会を知ったのはわたしの(ジュエリーとアートの心の)師匠が行ったとSNSで投稿していたのがきっかけでした。東京出張が重なり、ありがたいことに見ることができました。インターメディアテク自体も初めての訪問でした。外から行ったので途中で朝倉文夫先生の彫刻が見ました。

極楽鳥展で一番興味深かったのはルビーインゾイサイトを使ったブローチでした。そもそもルビーインゾイサイトという石も好きなのですが、そのルビーの部分を頭に見立てて作られた鳥はまさに極楽鳥。素材を前にすると作るものがわかるという作り手はどんな分野にもいます。きっとこれらを作った人も手にした時から極楽鳥の姿が見えたのでしょうけれど。観たことのない(はずの)極楽鳥が見えるなんて。そしてそれを相手(わたし)に明確に伝えるなんて。

本当に、「神の手」に導かれたものは何よりも美しいですね。

5/7まで開催中です。お近くお寄りの際はぜひ。

いただいたご支援は全てパブリックアート収集・美術館訪問に使わせていただきます。