日曜日 暖かい海沿いの公園で見つけた”傷痕”

画像1 東京・大田区の城南島海浜公園は、海に気軽に触れられる上に羽田空港から飛び立つ飛行機が近距離で見られる。バーべキュー場やキャンプサイトまであるので、平日・休日を問わず、多くの人でにぎわう。
画像2 海をはさんで、向こうが羽田空港。飛び立つ飛行機、降りてくる飛行機に子どもたちの歓声が上がる。
画像3 春の初めかと思うような陽気の日曜、ふらり立ち寄って歩いていたら、ここでも目に入ってくる光景があった。ちょっと意表を突かれた思い、家族連れが笑顔を見せるその数十メートル先に…。
画像4 海沿いの遊歩道が無残に壊れていた。去年秋の台風15号の時の高潮被害だろう。水が圧倒的な力で構造物を壊すということの痕跡が生々しく残されていた。よく見るとこの海岸のデッキがどのように作られていたか、そこに水が入って、浮力を含めてどんな力がかかったかがわかる気がする。あれから5ヶ月。緊急に修復する必要がないだろう被害がそのままになっていることで、あの日、あの夜のことを思い出すことが出来た。

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