藍の島
今回の奄美trip
目的のひとつ、藍染め。
私たちは、CALYPSO Keikoさんにご縁を繋いでいただき、
4年ほど前から琉球藍で藍染をしている
よしかわ工房さんに足を運ばせてもらっています。
泥染め・大島紬のイメージが強い奄美大島、
藍染め・草木染めも盛んです。
よしかわ工房さんの藍染めは、奄美ならではの「琉球藍」を使用しています。
そのブルーの濃度は、タデ藍と比較して3.8倍濃いといわれています。
よしかわさんが嘉徳を染め場所として選んだ理由の一つが、水質。
奄美中の水質を検査して、一番水が綺麗な嘉徳に行き着いたそうです。
本物に行き着くための過程
琉球藍の畑を夫婦二人三脚で5年かけて育て上げ、
納得いく藍色を出すために、更に5年。
10年かけて、この濃紺を生み出しだそうです。
嘉徳は、日本三大ビーチにも選ばれるくらい美しい場所です。
この日もサーファーの方達が波乗りを楽しんでいました。
奄美の深い山から流れ出る水脈が川となり、海と繋がっています。
奥行きのある幻想的な光景が広がっています。
大地と海が繋がる場所で、深くを息を吸い込み、吐く。
神様と繋がれる場所。
そして、自分自身が神様で在ると思わせてくれる場所。
それが、奄美です。
よしかわさんで染めさせてもらった琉球藍染めのリネン生地は、生き生きと藍本来の美しさを発揮しています。
今回奄美で染めたリネン達で、これから作品を作っていきます。
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
ありがっさまりょうた。